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♯20 『4つの学習タイプ』をブログ・メルマガライティングに活用! ターゲットの「知りたい」を刺激するコツ

こんにちは、しかシカです。


今回は、人間が備えている『4つの学習タイプ』というものについて、お伝えします。

これを意識してブログ・メルマガに活用していただくことで、あなたの記事のターゲットに刺さる情報発信をすることができるようになるので、ぜひ最後まで読んでみてください。


|動画版はこちらから


|『4つの学習タイプ』(=学習欲)とは?

プロのコピーライターがかなり意識していることですが、人間には4つの学習欲求があり、人によって「一番気になること」が異なるといわれています。


具体的には、この4つ。

■「なぜ?」(Why?)
■「なに?」(What?)
■「どうやって?」(How)
■「すぐやりたい」(Crisis)


Crisisというのは「危機」といった意味の使われ方をしますが、ここでは「焦り」のようなニュアンスで捉えていただくと、理解がスムーズにできると思います。


|『4つの学習タイプ』の解説

4つの学習欲求について、具体的に解説していきますね。


「なぜタイプ」はこんな人

「○○はなぜ売れているのか?」のような、理由・背景、あるいは前提を一番に知りたがるタイプです。

たとえば、執筆時点でClubhouseというSNSが流行っているんですが、それがなぜトレンドなのか? という理由を知りたがる、ということです。

「なにタイプ」はこんな人

「○○って何? どういうもの?」という、メカニズムを一番に知りたがるタイプ。

「Clubhouseって何だ? どこの誰が何のために作ったものだ?」ということを知りたがります。イメージとしては「理系」に近いので、「数字」を好む傾向にあるといわれています。


なので、このタイプを刺激する場合は、意識的に記事タイトルや見出しに数字を盛り込んであげるといいですね。


「どうやってタイプ」はこんな人

「○○はどうやってやればいいの?」っていう使い方や方法を一番に知りたがるタイプです。

「Clubhouseはどうやってアカウントを作って、どうやってユーザーとのコミュニケーションに参加したらいいの?」に対する答えを求めます。


このタイプは物事を順序立てて、1→2→3とステップ式でやり方を伝えてあげると、欲求を満たすことができます。

「すぐタイプ」はこんな人

「○○をすぐやってみたい、早く知りたい」という、いわばせっかちなタイプ。

「流行っている理由だのメカニズムは後回しでいいから、さっさとやり方を教えて!」みたいなイメージですね。


こういう人は「手っ取り早いノウハウ」や「成功事例」「ケーススタディ」を好む傾向にあります。


|『4つの学習タイプ』を踏まえると、複数の切り口が生まれる

ここまでお伝えした4つの学習意欲を踏まえると、ある1つのテーマに対して、複数の切り口で記事を書くことができますよね。


ターゲットの一番強い欲求は何かな?というのを考えて、

■「なぜタイプ」に向けて、理由をテーマにした記事(Clubhouseが流行っている理由)
■「なにタイプ」に向けて、メカニズム・概要を掘り下げる記事(Clubhouseとは〜)
■「どうやってタイプ」に向けて、使い方解説記事(Clubhouseの利用方法をステップ式で解説)
■「すぐタイプ」に向けて、成功事例記事(Clubhouse1万フォロワーユーザーがフォロワーを増やした方法)


このようにすると、1テーマでも、学習欲求に合わせていろんな角度から掘り下げることができます。


『4つの学習タイプ』をもっとブログで使いこなす

ブログに活用するなら、この4つの切り口を1つにまとめた記事があると、なおよしです。

たとえばClubhouseがテーマなら、「理由」「概要」「使い方」「上手な人はこう使いこなしている」を1記事にまとめて、詳細記事へのリンクを貼ってユーザーを誘導する。


こうするとテーマに厚みが出て、SEO的にも強くなります。


また、「理由」から読む人もいるので、それに納得したユーザーが「じゃあ、Clubhouseやってみよう」と思い立ったとき、「使い方」について書いてある記事への誘導リンクがあると親切ですよね。

内部巡回してくれて、やはりテーマ全体のアクセスが底上げされます。


『4つの学習タイプ』をもっとメルマガで使いこなす

メルマガの場合はブログのように巡回はできませんが、たとえば以下のような活用ができます。


「Clubhouseが流行っている理由」というメールを書いて、

「使い方はブログに書いたのでこのリンクから読んでみてください」とか、

「一番わかりやすいClubhouseの使い方レポート」のようなPDFを別で作り、メールにリンクを貼っておいてダウンロードしてもらう、など。


そうすると、やはり読者に親切で、あなたの信頼度も上がりますよね。


|まとめ

というわけで、今回は『4つの学習タイプ』について、解説をしてきました。


もう一度、4つについておさらいをしておきましょう。

■「なぜ?」(Why?)
■「なに?」(What?)
■「どうやって?」(How)
■「すぐやりたい」(Crisis)


「こういう欲求がある人に向けてこういう記事を書こう」というふうに意識をしておくと、あなた自身、目的が明確になりますよね。

結果的に記事を書いていて軸がブレないというメリットもあります。


ぜひこの4つ、すぐ覚えられると思うので、活用してみてくださいね。


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では、お読みいただき、ありがとうございました。

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