見出し画像

あなたの価値のあるべき姿は何か?

今日も誰より価値ある1日を。

こんにちは、大鹿です。
noteを開いてくださって感謝です。

“自分軸”という言葉、あるじゃないですか?

原点、にも近いのかな。「自分の軸をしっかり持て」「迷ったら自分の軸を思い出せ」という。

でも個人的に、自分軸という言葉は抽象的で、分かるようで分からないんですよね。

何より作るのが難しい。それに軸というからには、葦のように風に吹かれて左、右に揺れることもあります。どうしたものか。

私なりにしっくりきたのが、人から教えていただいた以下の概念図。(このnoteでは概念化を大切にしています!)

本noteでは99%の人が上手に言語化できない「価値」という言葉を探求しています。上の図は、私に価値の定義を説いてくれた人が使っていました。

「私の価値のあるべき姿は何か?」
「事業の方針に迷ったら、社会との関係性に立ち戻るべし」

あるべき姿。

この場合の意味合いはシンプルです。

図にあるように、

私は、誰の、なんの問題を、解決する存在なのか

これを突き詰めること。

経営者の方が起こした図なので主人公は会社です。個人にも置き換えられます。

私の手帳のメモだけにちょっと見えにくいかもしれませんが、三角形の下端に書いてあるのは「部署・個人」です。

会社は市場(社会)に価値を提供する存在。そしてその中で働く「部署・個人」も、価値を創る枠組みに含まれていますよ、といったところです。組織を運営している人はそこまで考えるといい。

個人の場合は、三角形が自分そのものです。対するはやはり市場(社会)。

「ビジネスが上手くいかない」
「手が尽きて次に何をすればいいのか分からない」
「競合と比べて強みが見つからない」

そんな悩みを抱いたときはこの図を書いてあるべき姿に立ち返りましょう。

私自身も迷うことばかり。また相談業をしているとよく人から相談もされます。

私はマーケティングの仕事もしているので、

(事業の方向性に迷った末に)「どのSNSを使えばいいですか?」

というお話を非常によくいただきます。これ、マーケティングに関わっている人にはあるあるなのではないかな。

でも、ですね。

そば屋に入ったはずなのになぜかパンが売られていたら、「んん? なんだこの店?」と怪訝になりますよね。

そば屋から業態転換をしたのかもしれない。パン屋だけどそば屋の居抜きをそのまま使っているのかもしれない。いずれにしてもまずはパン屋という「価値のあるべき姿」を整えなければいけない。

SNSがかけ算で効果を発揮するのはそのあと。

場当たりあるあるで言うと組織も同じです。

「この部署がうまく機能していないからどこそこに統合して○○部長に管理させよう」

という対症療法では根本解決にはなりません。○○部長の負担が増えて別の問題を引き起こすこともあるでしょう。

本来はあるべき姿のために、組織がどうあればもっとも価値を発揮できるのか? を考えなければいけない。根っこから幹、枝葉まですべては有機的につながっているのです。

このnoteでは価値を「他者に提供できる成功の度合い」と定義しています。

ズレなく、滞りなく、お客様の成功をサポートすることが価値を最大限に発揮できている状態。価値がうまく機能していないのならば

  • 誰(の)

  • 何(の問題を)

  • 自分の考え方/組織のあり方

にズレ・滞りあるいは度合いの弱さが生じているはずです。

「あるべき姿は何か?」

この問いかけが、あなたの毎日を価値あるものにするヒントになれば。

今日はこの辺で筆を止めておきます。


もう一度載っけておきます

<関連リンクリスト>
最初に読むのはこの記事「価値という言葉を言語化できる?」
価値創造マガジン『付加価値の魔導書』
ビジネスコーチングのご相談はこちら
全国10支店・20名以上の専門家でマーケティング支援「ISY」
地元FM番組をポッドキャスト化『かがわコミックラジオ』



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?