『しか綴り』中身は園児三姉妹?

くまにく一家と暮らし始めて言葉遣いの悪さに驚愕したとの同時に生活態度、生活習慣にも唖然とする事連続。

おはよう、ただいま、いただきます、ごちそうさま、ありがとう、ごめんなさい、おやすみ…こういう普通の言葉が全てが言えない。

食事も肘付き、立て膝、犬食い当たり前。
食べ終わってもいちいち言わないと自分で下げない。

くまにく一家はそれまでずっとくまにく実家で祖父母と共に生活してたんだけど、言葉遣いといい生活態度といいそういう事に対して何か言われたり躾されなかったのか…これについては未だに謎です。

食事以外でも何か使っても使いっぱなし。
片付けてと言うとみんなで使った物でも「最後使ったのは自分じゃない、〇〇だ!」とお互い押し付け合い。
鉛筆1本、ペン立てに戻すだけで殺し合いが起きるのではというような喧嘩に…。

「最後が誰でも自分も使ったなら片付けて」と言うと
「え?やだし」と不貞腐れた態度…
さすがに毎回こんな状態なのでイラっとして

「じゃあ私はいつもみんなの5人分のご飯を作って5人分の食器洗いして、自分が着てもない服の洗濯してるんだけど?自分が使ってない物も全部片付けてるけど?そんな事言うなら私も自分のしか片付けないから、3人とも全部自分でやってくれる?」
と少し強めに言ったら3人とも黙ってそれから少しずつ、渋々だけど片付けするようになりました。

とにかく片付ける、整理整頓が全く身についてなくて、就学前の園児相手かのように片付ける場所を教えて、服を仕舞う引き出しにもそれぞれ名前を貼って片付ける習慣が身につくようにしていきました。

くまにく実家は散らかっていて汚いって子供達から何度も聞いたので家庭内で片付けるという概念がそもそも育まれてなかったのかな、と思います…。

あとは3人ともついでに他の人の物用意してあげるという発想が全くない。
ついでに〇〇ちゃんのも持っていってあげてって言うと「え〜」と言って不機嫌になる。
それで持って行っても投げるように渡してそこから喧嘩に発展したり…喧嘩の多さには正直うんざりでした。

面倒な事は全て放置、人に押し付ける。
やってもらうのは当たり前だけどやってあげるなんて発想なし。むしろやってあげるなんて損だと思ってる。

思いやることが当たり前の私の育った家庭とは全く違いすぎてショックでした。

どうしたらもっとお互いを大事に出来る家にできるかなって考えて、あえて私はみんなの事をどんどんするようにしてみました。
お茶を注ぐ時に「飲む人いる?」って聞いてから全員分注いだり、アイスを食べる時も「食べたい人いるー?」って聞いてみんなの分も持っていく。という感じで。

そうしているうちに最初に変化が現れたのが三女。
私がいつもするみたいに自分がお茶を飲む時に「お茶飲みたい人いる?」って聞いて家族の分も入れて運んであげるように!
この変化にはこっそり感動してました。

生活習慣って長い年月かけて身に付く物だからそれを新しい習慣に書き換えるってそれなりに時間がかかるって割り切ってちょっとずつ、ルールも一気に押し付けないで1つずつじわじわ増やして行って長期戦で頑張ってます。

そんなごく当たり前な生活習慣も身についてない3人。
当然学校関係の事もボロボロでこちらも苦悩の連続…。

学習面についてはまた次回にでも書きたいと思います。