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夕風が温かったから

兎角、夕風が温かった。温く心地の良い空気は少しばかり乾燥した空気を癒し、また次第に伸びた黄昏のその時も、すでに僕は余裕を持ち、やっときましたかっ、と、迎え入れる程である。そして、確かなこの気候の変わり目を、しかと記録せねばなるまいと、久方の執筆に至った訳でもある。片手に金麦をもって。金麦の冷たさの心地よさも又、これを肯定する要因になる故、鹿田はしばし、無敵の真の夏バカへと3分ほどなら変身できるくらいだ。ならばもうここを、夏と言っても過言ではなかろう。意味不明なレトリックだが真の夏バカとなってしまった鹿田は既に無敵である。誰が何と言おうが”僕はそうは思わない”と来るものすべてを打ち砕く力を持つ。またそれこそが長年僕の求めていたskillである。ならば昨年はどうしたなどというツッコミに対してさえ、僕はそうは思わないは有効なのである。君がそう思わなくとも。

てなことで鹿田です、よろしく!
そして皆様今日も乾杯!すてきな夜を!

最近またサボっていたのは言うまでもなく全く持ってネタがないからである。そして居残る寒冷に炬燵から抜け出す勇気を奪われていたからである。今の鹿田を見よ、炬燵に足を入れてさえいるが両の腕は袖をまくり、また手に籠る熱気を時折寝間着に擦りつけながら勢いに任せて書き続けている!その燃料の1つは来月頭に控える大きな飲み会だったりもするが、しかしやはりなにより感ずる夏の気配が鹿田やれーー!とまくし立てるのである。

そんなこんなだったのでここ最近やったことと言えば、また数冊本を読んだくらいである。たまたま読んでいた新聞にカーボンニュートラルに向けて予算2兆円!という記事がでていて、はてさっぱりな?と思った鹿田はその持ち前の広く浅き好奇心でグリーンジャイアントを購入した。するとまったくもって知らぬ間に世界は(そして中国も知らぬ間にやっていることはやっているのである、規模や経済成長の加速によりCO2の排出量だけ見ると一見わからぬが)カーボンニュートラルに向けて大いなる目標を掲げて頑張っていたのである。人新世の資本論を読んだのがほんの数年前なのに、そしてまたその時点でも世界はカーボンニュートラルに向けて盛大に動いていたことに驚いた鹿田であった。そしてその持ち前の広く浅き好奇心はまたしても最終章を読む前に飽きて、完読してもいないのに「これ面白かったですよ」と所長に勧めて本を渡した。

因みに今はジャレドダイアモンド『銃・病原菌・鉄』を今更腰を据えて読み始めた。そして因みの因みに銃~はオーディブルでも一度挫折している経験があるので、苦肉の策としてまずYouTubeで全体の流れを知ってから読みはじめることにした。勿論小説であればご法度であるが、知識を吸収するために読む本であるならば効率を優先することは何も悪いことではないであろう。それでも社会科が苦手だった鹿田は世界の地理状況に疎く、悪戦苦闘しつつゆっくりゆっくり読み進めている。ま、そんな読み方も嫌いではない。

しかし銃病原菌鉄はこれこそ夏休みの課題図書にすべき本であり、また人類すべてが読むべき本であると僕は読む前から確信しているので、モチベーションの散ることなく読み終えることは難くないはずである。時間はかかろうが。読み終えたなら夏になっているかもしれないし。

ま、今日はまた久しぶりになってしまったのでリハビリってことでこれくらいにしておく。ではまた!

追記:あ、まさかnoteにAIアシスタントがくるとは!
   試そうと思ったが有料版のみだった!

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