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聴く本で爆睡

今月初めに白内障の手術をして、しばらくはテレビやパソコンや読書など目に負担をかけることは控えるように言われていた。3日ほど会社を休むことにしたけど、困ったのが「何もすることがない」こと。スマホも映画も本もダメだし、運動も控えめでちょっとストレッチをする程度。

そこで時間を潰すのに「聴く本」ことaudibleを試してみることにした。1ヶ月無料だし、どうせ暇だし、本を聴くのは人生初めてのこと。

聴き放題で急に欲が出てきていきなり宮部みゆきの長編「火車」をダウンロード。朗読時間15時間30分!ちなみにナレーションは三浦友和。

これが大変だった。イヤホンで朗読を聴いていると、あっという間に眠くなる。睡魔に抗うことがまったくできずに、ハッと目を覚ましたら1章分が終わってて、また元に戻って聴き直すの繰り返し。3歩進んで2歩下がるのペースで遅々として前に進まない…

結局5日かかって全部聴いた。一度本で読んでいたから何とかなったけど、未読の長編小説を聴く自信がなくなり、まずは1話20分程度で終わる短編集で聴く練習をすることにした。最初からそうしろよという話だが…

それでもすぐに眠くなることに変わりはなく、夜寝る前に聴くとすぐに寝落ち。当然のことながら、聴くことに集中していないと内容は頭に入ってこない。

テレビやネットでこのaudibleのCMをたまに見かけるけど(上の写真)、ジョギングをしたり犬の散歩をしたり家事をしながらのいわゆる「ながら聴き」で本の内容を理解するなんて自分にはとてもできない。人間業とは思えないんだけど、達人レベルになると可能なんだろうか。まだまだ修行が足りないのだろう。


〜おまけ写真〜
今のところ6冊をダウンロードした。
買う勇気はなかったけど興味のあった遠藤周作や向田邦子の作品をちょっとずつ聴いている。

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