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婚活⑥また遅刻なのか…

こんにちは、ヤギです。
最近雨が続いてて、ちょっと体調に影響でてます…
体は重いし、片頭痛はでるし、早くお天気と気候が安定してほしい。
人生にも安定がほしい…

経緯

さて、本日の本題です。
お休みの日にマッチングアプリで出会った方とお茶の予定を入れていたのでその時のお話をしていきます。

彼は他県(栄えてる所)からこのド田舎に会いに来て下さるとのことで、紳士だ…と事前の好感度は高かった。
しかし、私の県について情報がないので、お店は調べてほしいとのこと。
それくらいならお安い御用よ~と調べ始めて候補をいくつか送ると、

「駐車場はありますか???」

あ、車で来るのね。了解したわ。
改めてお店をいくつかピックアップして送りつける。
ここが良いです、と言われたところが我が家から1時間はかかる距離。
そも、彼が想定しているお茶会の会場は我が県で一番栄えている市内とのことで、そこまでは電車で30分ほどかかるからね。仕方ない。

お店が無事決まり、日程調整もスムーズに終わる。
あとは当日を待つばかり、というところで連絡が途絶える。

「当日が楽しみです」
「自分もです、よろしくお願いします」

これ以降、お互い特に話題もなく、当日までの1週間余りを連絡せずに過ごす。
この空白期間にもう会わなくてもいいかな…とか思い始める。
しかし、前日に彼から「明日はよろしくお願いします」と連絡が入ったため、先方も一応会う気はあるのか、と思いとどまることに。
「こちらこそ、よろしくお願いします」と返信し、当日を待つことに。

土砂降り

当日、起きて絶望する。

めっちゃ雨降ってるやん…

生憎の土砂降り…マジかよ。
カフェは最寄り駅から30分は歩く場所にあるので傘があると言えどビショビショになること必至。
でも、約束したからには行かねばならぬ!
謎の使命感に突き動かされ、しぶしぶ朝から準備をする。
ただし、やる気の無さはまつげに現れる。
そう、マスカラをサボったのである。

乗り換えが複雑な駅を無事倒し、最寄り駅に到着。
ここから徒歩30分の道のりか…
土砂降りの空を睨みつけながらえっちらおっちら歩き始める。
目的地のカフェにつく頃にはスカートはぐしょぐしょ、巻いてきたはずの髪はぺったんこ。
ひどい有り様だけど仕方ない、さて彼はどこかな。
スマホを見ると、通知が1件。
どこにいますか?とかかな?と思い開くと

「道を間違えて1時間ほど遅れます」

…わぁ マジか

とてつもなく帰りたい欲に掻き立てられるが、せっかくここまで来たんだし頑張ろう!ね!と自分に言い聞かせて震える手で返信する。

「並んでる方もいらっしゃるし、先に受付して中に入ってますね」
「すみません、承知しました」

謝ってもらったし、来る気はありそうだし、カフェのフード気になってたし、とりあえず中に入ろう。
受付を済まして待つこと10分、席に通される。
相方が遅れてくることも伝え、ジャスミンティーを注文する。
ジャスミンの香りで、萎えかけた自分の心もなんとか復活。
仕方なしにちょうど持ってきていたiPadで勉強を開始する。

「ヤギさんですか?」

そう、声をかけられて顔をあげる。
無事に彼と合流したようだ。
席を勧め、メニューを差出して軽く自己紹介を済ませる。
そうして、ポツポツと会話をし始めるのだが、この一言でヤギの心は一気に萎む。

「僕、マッチングアプリで出会った方とお喋りすることが好きで」

おいおい、お話することが目的になってるんじゃないかよ…
彼のこれまで出会った面白い人の話を聞き流しながら(帰りてぇな…)とお家に思いを馳せる。
雨の日に遅れてきて、お話目的で、LINEの交換もなしで、これで割り勘だったら流石に怒るぞと思っていたら、最後お会計は出してくれました。
あと、駅まで車で送ってくれました。
紳士でよかった。

結構散々だったし、多分お互いに次はないなって思っているけれど、まぁこれも経験だなと折り合いつけます。
次行こう、次!

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