デザインあ2

デザインは身近に溢れてる~デザインあ展に行ってきた~

御機嫌よう。色々書きたいのにバイトに追われる日々で、追いつけてない状況で御座います。かなり前の御話になるのですが、9月22日に日本科学未来館で開催されているデザインあ展に行って参りましたので、感想等など、、。

デザインあとは

先ずは展示の話をする前に、デザインあについてお話しようと思います。デザインあとはNHKの教育番組です。

上記URLの歌でお馴染みの番組で、兎に角不思議な番組です。他のアート系、デザイン系の番組であれば、絵画やデザインについての説明をナレーションしたり、分かり易く説明するのがメインだと思います。

例えば、同じNHKの美術系番組「美の壺」では、その回のテーマに合わせて美術品やその技術等を紹介していく番組です。割と大人向けではありますが、同じ教育番組で放送されています。

デザインあは番組でのナレーションが極端に少なく、映像と音だけで楽しめる番組になっています。ナレーションが少ない為、子どもがあまり難しい事を考えずに番組を楽しむ事が出来るのがこの番組の良い所であると思います。又、美の壺とこの番組が決定的に異なる点は、対象とするアート作品です。デザインあでは、私達の生活の中で直接目にする物、手に触れている物、聞いている物、が対象となっています。より身近なアート、より身近なデザイン、これらが対象なのです。

デザインあ展とは

今回の展示では、普段テレビで見ているデザインあを体験できるというのがポイントで、実際にテレビの放送で使われたものなども展示されていました。

総合ディレクターは書籍のデザインやパッケージデザインなどで有名な佐藤卓さん、映像ディレクターは中村勇吾さん、音楽ディレクターはCorneliusの小山田圭吾さん。

中村勇吾さんと小山田圭吾さんは以前記事に書いた音のアーキテクチャ展にも関わっています。

展示は「観察のへや」「体感の部屋」「概念のへや」「体験コーナー」の4つに分かれており、実際に見たり、聴いたり、触れたり五感を使って楽しむ事ができる内容になっていました。

感想

平日、また雨の日にも関わらず沢山の人で賑わっていました。時間の関係や人混みの関係から、ゆっくり見る事ができなかったのが残念でしたが、とても楽しかったです。

子ども連れの方も多かったですが、20代30代のグループで来てる方も多かったです。この様に色んな世代の人が楽しめる展示でした。

個人的にですが、白い空間が凄く好きなので、白を基調とした部屋に居心地の良さを感じました。

この展示では、テレビ同様扱っている展示物が普段私達に身近な所に存在するものである為、身近な所にデザインは溢れているんだな、と感じる事が出来ました。

又、小さい子どもも楽しめるよう、平仮名をメインで使う事で、白い空間でありながらも柔らかい雰囲気を感じました。

更に、「体感のへや」では4面の壁がスクリーンとなっており、それぞれに映し出される映像が異なる為、4方向どこを見ても楽しめる空間になってました。又、音や空間もデザインである、と感じました。

「概念のへや」では、時間や空間などのデザインをテーマに、映像やオブジェを展示してました。

デザインは生活の中に溢れているけれど、溢れているが故になかなか気づかない事も多いです。もう一度生活と向き合う、モノと向き合う、デザインと向き合う、事で自身の生活に溢れるデザインに気付き、自分の生活や身の回りの物に愛着が湧くのではないでしょうか、??

豊かな生活とデザインは常に相互している、そんな事に気付かされる展示でした。




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