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シキミ
2017年8月6日 22:33
胸を丸太で突くような息苦しさと動悸に似た心臓の震えに耐え一瞬あとに広がる光に目を細めるシャワーのように静かに広がる光の線と混乱して飛ぶ蝙蝠と人々の歓声と光の線が消える瞬間小さな小さないくつもの玉になってそれは空気の澄んだ冬の夜空のようでじっとりとした皮膚に吸い付く浴衣の感覚を忘れ私は浮遊感に身を任せた音波に打たれる胸の苦しさと光の美しさと人々の騒めき