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【まほステ2章】出会いに感謝!21人の魔法使いを教えてくれた舞台【まほやく感想文】

こんにちは。舞台の演出と尺にやたらとうるさい末っ子、あが太です。
今回はYouTubeで無料配信された全景映像を見たのをきっかけに、まほステ円盤を購入し、原作アプリを毎日嗜むようになった僕が、魅力的な2.5次元舞台「まほステの2章」について語りたいと思います。

この記事は前半は真面目に舞台の感想を語り、中盤はネロとファウストの顔面について語り、後編は舞台というよりキャラそのものを好き勝手に語る記事です。
※FANBOXのプラン加入者はそちらで全文読めます

はじめに…


舞台は原作、脚本、演出、音響、照明、役者、衣装メイク…などさまざまなものが全部良くないと最高傑作にならない世界。
原作が面白くても脚本や演出のせいで駄作になったり、役者の演技力や稽古不足でいまいちになったり、誰もがたくさんの実写化や舞台を見て覚えがあるのではないだろうか?

そんな中、まほステは原作の面白さを完全再現。
脚本よし、演出よし、音響よし、照明よし、役者よし、衣装メイクよしと、僕の中で話題の2.5次元ミュージカルだ。
舞台化するにあたってどうしても削らなければならないエピ、そして追加しなくてはいけないエピの塩梅が最高で癖になる。
もしもまだ見たことがない人は間違いなしの2.5次元舞台なので是非見て欲しい。

配信だとDMM配信でレンタル視聴が可能。
円盤はDVDとBDとどちらもあって特典映像のメイキングも充実。

原作アプリを楽しんでいる人は、既に物語は知ってると思うので21人全員集合が圧巻な「まほステ2」から楽しんでみるのがおススメ。
2を見れば1も3も見たくなると思う。

原作アプリを知らない完全初見は物語の最初からである「まほステ1」「まほステ2」…と順番に見ないとわからないようになってるので、是非1から見て欲しい。

原作の1部(いわゆるシーズン1)が「まほステ1章」「まほステ2章」「まほステ3章」と3部作にまとまっている。
映画でいう1、2,3のようにちゃんとどの舞台でも、ラストはいい感じにクライマックス浴びれるので安心して見てOKだ。

ここからはネタバレと個人的解釈が多めで、さらにいろんなコンビについて好き勝手に語った文章がある。(中には結婚させようとしているものもある)なので配慮のため有料記事になる。

無料で僕の反応や感想を知りたい人はTwitterに「円盤を見ながらの実況呟き」を残しているのでそちらで楽しんでね。


また原作を知らないまま全景映像を完全初見した時の感想はこちらから無料で読めます↓

まほステ2章を見ての細かな感想を語ろう!

曲と歌詞と効果音で耳が幸せ


2.5次元は顔のいい集まりなのでビジュアルはもちろん良い。
だが、舞台によってはなんでミュージカル化したのだろう?ストレートの方が良かったと思わせるものもたまにある。

ミュージカルの曲と歌詞、そして歌い出すタイミングとはセンスに全振りしているところがあって下手にやると違和感と不快感が出てしまうのだ。

「なぜそのタイミングでその歌を歌った?」
「なぜその曲調を選んだ」
「なんだその薄っぺらなJPOPな歌詞は」
※JPOPを薄めたあげくに特に意味のない歌詞の感じでありJPOP風が悪いわけではない。

そんな風に感じさせない歌を作り上げ心を震わせるのがミュージカルだ。
歌の効果は素晴らしくミュージカルとして成功すれば何倍にも輝く。

「まほステ」はミュージカル仕様の舞台だ。
もう既に何度もまほステを楽しんでいる人は、こんなこと語らなくてもわかっていると思うが僕の話を聞いて欲しい。


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