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夫婦を知る旅:Day2

PM18:00 @大阪
ホテルにチェックイン。京都は新幹線の発着駅だからおまけのつもりが、すっかり満喫してしまった。

夜は、私の大学時代の友達とごはん。
結婚式にもきてくれたけれど、旦那さんとちゃんと話すのは初めてだ。

「新婚旅行=夫婦2人だけの旅行」のイメージが強いけど、私はその土地に行くならばそこにいる人に会いたい。今回もまだ大阪に引っ越したばかりの友達の顔を見たくて声をかけたら、快諾してくれた。

3人とも大阪については無知だけど、嗅覚はなかなか良いらしい。駅地下の飲み屋地元民が集う安くて美味しい飲み屋街だった。これは当たりを引いたぞ。

串カツ屋さんに入店。「2度づけ禁止」は体験できず。どこもボトルでかけるタイプに変わってしまったらしい。ここ数年の大きなうねりは、なじみの文化も変えてしまったんだなと痛感。

でもそんな時代だからこその恩恵もある。
1人1万円ずつのクーポンだ。大阪はなんと太っ腹なんだろうか。
「地域クーポンがあるからたんとお食べ」
そう言われたと言っても過言ではない。

蓮根、豚、牛、鳥、紅生姜、きす、帆立…
あれよあれよと届く串を、ハイボールで流し込む。
ぷはー!こりゃたまらん。

ひと段落したところで、話題は友達夫婦の話に。
彼女は結婚して1ヶ月未満、本物のほやほやだ。

結婚式準備中で、花嫁衣装は旦那さんの希望で当日のサプライズにするそう。
「でも結婚式が終わってから、衣装を選んだ時の様子も見たいから動画撮っておいて欲しいって言われたの」そう話す友達は困るよねと言いつつ、幸せそうだった。

うちの旦那さんは、私の試着に全部ついてきて、店員さんと並び、腕組みして指示を出していた。意見が大変的確でした。これも幸せ。

夜は次第に更けていった。


***

Day2

これぞ大阪!てんこ盛りDayの始まり。

まず最初は、大阪城。
9時には最寄駅に到着し、まだ人の少ない公園内を抜けて天守閣を目指す。

近そうで結構遠いことをこの後知る。

大阪城ホールで物販準備をするスタッフさんたちの横を通り過ぎ、お堀を超えたところでミッフィーのお出迎え。

ミッフィー、だよね?
いざ、ゆかん!

続く石垣を見上げながら、当時城攻めした武士たちの足腰の強さに感心する。

ついに到達!

さすがは大阪のシンボル、でかい…!
天守閣からの景色を味わい、天下をとるとはこんな気持ちか…と妄想を巡らせる。

次は新世界。
やはりこちらも大阪のシンボル、通天閣。

イノベーション!

ビリケンさんが大変商売上手で、上に上がるまで記念写真やグッズなど色んなおすすめがとにかくすごかった。笑

さぁ、どんどんいくぞ。次は道頓堀。

てててん、てん。

かつて推しバンドのマンウィズがライブをやっていたのを、何度も動画で見ていたから、ここであの爆音が流れたのかぁと脳内LIVEを重ねあわせた。これはエモい。

ふらーいあげいん、いえ、いえお!
道頓堀といえばのやつ。
もしやフライアゲイン?

さらに北上し、次は中之島。
先ほどと打って変わり、オフィスビルが立ち並ぶ風景に現れるのは中之島図書館。

重みを感じるつくりがいい。
品格あるダークな高級感。
吹き抜けの天井からは優しい光。

ここにはカフェがついていて、遅めのランチをいただいた。
まるでお散歩雑誌の世界に迷い込んだような店内。気取りすぎず、穏やかに流れる時間が心地よい。

この日1日分の野菜を摂取。

ひと休みしたら最後は北浜へ。
英国レトロなつくりがかわいい、北浜レトロさんにお邪魔した。

ティーポッドの看板が目印。

芳醇な甘い香りを堪能しつつ、オリジナルブレンドの紅茶をゲット。カフェはあまりに混んでいたので寄れなかったが、次はぜひティータイムを楽しみたい。

おしゃれな街角感がいい。

あたりがオレンジに染まる頃。
手元には可愛らしく紙袋がゆらりゆらり。
大阪の夜はまだまだこれから。

【つづく】


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