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自己分析1000問を達成した先に見えたもの

自己分析1000問を達成した。

きっかけは、前田裕二さん著「メモの魔力」を読んだこと。就活時に100問くらい自己分析をした記憶があるが、あれからおよそ20年。

来し方を振り返り、行き先を考える羅針盤とするため、ひとつやってみるか!と腹を決め、3ヶ月ほどで達成した。

自己分析1000問にチャレンジした人は聞いたことがあるが、達成したという猛者はほとんど聞いたことがない。感覚的に、100人が挑戦したら、コンプリートできるのは3〜5人。

実際に1000問やった者として、ひとつだけコツをいうなら「計画性」。

達成したい期限を決め、そこから逆算する。計画は狂うものだから、実際にやってみた手応えを踏まえ、しっかり余裕を組み込み、無理なく続けることがポイント。気合いや勢いだけでは、100問、200問はできたとしても、1000問は無理だろう。

自己分析1000問を達成した先に見えたもの。

500問ほど達成したあたりで、ぼんやり見え、1000問やりきったことで確信に変わった。それは、探究心こそ私のモチベーションの源泉ということ。やはり、そうだったか、と大きな驚きはなく、深い理解と納得、そして満足が得られた。

人によってモチベーションの源泉は異なろうが、いわゆる「やる気スイッチ」はどこにあるのか?

これを、自覚しているのとしていないのとでは、キャリア選択はじめ人生の時々の判断において、とてつもなく大きな差が生じる。

たとえば、私のような探究心駆動タイプの人間は、収入や地位が大きなモチベーションとなることはあまりない。

他人や社会が示す甘いエサとしてのニンジン、そのようなものに釣られることなく、我が道を進むための「幸せへの羅針盤」が、自己分析1000問を達成することで得られるだろう。

自己分析1000問は決して簡単でない。だが、やるだけの価値はある。

興味を持たれた方は、ぜひ。

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