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私、店つぶしませんから。

 3月7日スタートの大手町店新業態(アイルランド産天然本マグロ食べ飲み放題)の準備でますます忙しい「鮪のシマハラ」です。

 この新プロジェクトは、私がずっとずっとやりたいと温め続けてきた業態です。お一人様6,600円という東京一中途半端なマグロの食べ飲み放題で、自慢のマグロの信を問う社運を賭けたプロジェクトです。

 では、なぜ大手町店からのスタートなのか?それは大手町店が最も苦戦している店舗だからです。コロナ禍にコロナの影響が甚大な、世界屈指のビジネス街である大手町。そこに位置する「鮪のシマハラ大手町店」は昨年12月もまったく結果を残せませんでした。状況はかなり厳しいと感じています。もう、当たり前のことを当たり前にやっているだけでは、この店舗は立ち上がらない。私はそう判断しました。

 私たちの店舗が大手町にもあることを知ってもらわなければ。なんとしても知ってもらわなければ。そうです。大概の店舗は、名前も知られることなくつぶれて行くのです。

 それであれば、いまだ。いましかない。私たちの最終兵器であるこの業態を大手町店でスタートさせよう。この業態と共に大手町店の知名度を爆発的に上げよう。

 私は社内ミーティングで吠えました。「これは、社運を賭けて社内一丸となって取り組むプロジェクトだ。絶対、結果を出すぞ。」

 私はこの業態に絶対的自信を持っています。自慢のアイルランド産天然本マグロは文句なしに旨いし、そして現場で得た感覚から、6,600円の客単価をよしとする層が世間一般の認識よりもずっと多いことを私は知っているからです。

 ただ問題があるとすれば、入店障壁が非常に高いことです。通りすがりのお客様は、6,600円食べ飲み放題の看板を見ても絶対来店されません。マグロに興味がない方にはあまりにも中途半端です。そうです。この業態の肝は、マグロ好きに集まってもらうことです。この「鮪のシマハラ大手町店」にめがけて来るお客様を増やすことなのです。

 ここまで分かれば、私たちがやることはあまりにも明確です。鮪のシマハラ、飲食業界の「光通信」化します。営業します。飲食店ではなく営業会社です。徹底的に営業して3月7日~31日までを予約で満席にします。

 これさえ出来れば、店舗なんて絶対つぶれないんです。この営業が社内で当たり前になれば、「鮪のシマハラ」は百戦にして危うからずなのです。なぜなら新店舗をオープンする度に、オープン一ヶ月間が予約で満席になるのですから。

 皆さまには、私や各店店長から営業のご案内が届いていると思います。一方的な営業のご案内です。もちろん多くのお叱りを頂戴していることも事実です。本当に申し訳ございません。

 でも私たちは、この歩みを止められません。つぶれるお店の多くは、「今日もお客様来ないなぁ。」と店舗でしかめっ面をしている間に廃業に追い込まれます。

 私はお店をつぶしません。皆さま、「鮪のシマハラ」大手町店新業態3月7日からのオープンです。ご予約重ねてよろしくお願いいたします。



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