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彼の居場所、私のココロ #2

3学期、息子はまだ一度も学校へ行っていない。

幸いにも、私も本業は明日が仕事初めなので家にいる。

家で息子は、ほとんどゲームしかしていない。
とにかく勉強が嫌だと言う。

学校の先生からは保健室登校を許可されてるけど、それさえも拒む。


友達には恵まれているし、何がそうさせたのかサッパリわからない。

本人も理由なんてわからないと言う。

家にずっと居て、何もしない日々が過ぎていくのはコロナの時に痛い目をみている。

あの時もっと家やアウトドアで夢中になれるものを見つけて、楽しんでおけばよかったと後悔したからだ。

また同じようになんとなく過ぎ去る日々はもう嫌なんだよ。


学校まで娘を送るときには、なんとか息子を連れ出して行くけど、どうしても学校へは行けない。

息子は泣いて、口を閉ざす。

何を言っても耳に入っていないように、目に涙を溜めながら言葉にならないような言葉を発している。

「見守ってあげましょう。」
「無理に学校に行かせてはダメ」
「家では好きなことをさせてあげてください」
「生活習慣は整えておきましょう」

わかってる。でも、私の中ではまだまだ納得できていない。

学校に行ってほしい。
このままじゃダメだ。

って心の底で強く思っている自分がいる。

きっと、息子のためじゃなくて私のため。

私は1人で過ごす時間がないことに焦りのようなイライラした気持ちが湧いてしまう。

実家には、本業がある時は預けているし、たまに私が出かける時も預けさせてもらってる。

でも、お願いするのは私にとって非日常な行為でそれもストレスを感じる。


そろそろ私のほうが限界を迎えそうだ。

近くで良さげなフリースクールの見学を申し込んでみた。



息子以上に私が変わらなければいけないのは、わかっている。


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