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【あたらしいお金の教科書】挿絵を担当した書籍が発売になります。

こんにちは!イラストレータの島田です。
今日はとってもうれしいお知らせです!

※この記事では商品のリンク先にプロモーションを含みます。ご了承ください。

\挿絵担当した書籍が世に出ます!/

鎌倉投信の創設者であり、現在はeumo代表、新井和宏さんの新著の挿絵を描かせていただきました!

あたらしいお金の教科書

イラスト総数75点。見開きあり、図解的イラストありで、なんと2.5ページに一度イラストが出てくる計算です。すごい!

お子さんを含め、お金の本を初めて読む方でも、絵をパッと見て、興味が湧いたら本文も読んでみる…という読み方ができるので、手に取っていただきやすいと思います。夏休みの読書感想文や自由研究の題材にもおすすめです。

実は私、イラストレーターになるずっと前、会社員時代から新井さんに憧れていました。そんな方の新著の挿絵を担当…ってこれ、ものすごいことだと思うのです。

「ただのファン」から「イラスト担当」になりました

イラストレーターになる前、私は金融経済教育を仕事にしていました。子ども向けの、お金のことを学べる事業の主担当でした。

プログラムの設計から集客、当日の進行、Webサイトの運用などなど、ほとんと全てを担当。

これがすっごく楽しくて、私は「子ども向け金融教育」のパイオニアになろうと決めていました。
※2015年から取り組んでいたので、実際、比較的先駆者だったと勝手に思っています。笑

でもその一方で、「お金の教育」のゴールは、正解は、どこにあるんだろうと迷っていました。

お金を貯めて、将来安泰ならOK?
お金を増やして、自分の夢が叶えばOK?

お金がいつも手元にあって、
増やす元手も学ぶ環境もあって、
その中で暮らしていける人はいいけど、
そうでない人もたくさんいる…

もしかして、
資本主義は一部の人しか幸せになれない仕組みなのでは…?

だとしたら、私は子どもたちに何を伝えればいいんだろう?あれ??

そんな不安を感じ始めた頃に出会ったのが、新井和宏さんの著書『持続可能な資本主義』でした。

新井さんのことと、私の衝撃

当時、新井さんはご自身が創設された鎌倉投信で取締役をされていました。

鎌倉投信は「いい会社」にのみ投資する、投資信託委託会社(投資信託をつくり、投資家から集めた資金を運用する会社)です。

この「いい会社」について、新井さんはこのように書いています。

「いい会社」とは「これからの社会に必要とされる会社」、「経済性と社会性を両立している会社」を指します。利益さえ出ればいいと割り切るのではなく、社員、取引先、地域、ひいては社会全体にどう貢献できるかをいつも考えている。(『持続可能な資本主義』より)

投資信託という「金融商品」において、「利益さえでればいいと割り切るのではなく」という言葉が出てくるなんてことがありえるの!?

当時の私は驚愕しました。

そして、新井さんの想いを読めば読むほど、私の「資本主義」への不安が晴れていく…

お金と上手に付き合えば
自分の人生はもちろん、
世の中の仕組みも
よくすることができる!!

世界中みんなでハッピーになれるんだ!!
資本主義も、付き合い方次第なんだ!!

本当に感激しました。
(そもそもこの本を手に取ったきっかけは『持続可能な資本主義』というタイトルと、帯に書かれた「誰かの犠牲で成り立つ経済を、終わらせよう」という言葉でした。いま見てもハッとするコピーです)

直後、体を壊して勤めていた会社を辞めることになりましたが、それからもずっと、いつか子ども=未来の大人たちにお金のことを伝える機会があったらいいなと思っていました。

持続可能な資本主義

線を引きまくった私の本と最高のしおり

届いてほしい新井さんの想い

そんなただのファンだった私が、思いがけずイラストレーターになり、このたび新井さんの新著あたらしいお金の教科書: ありがとうをはこぶお金、やさしさがめぐる社会の挿絵を描かせていただくことに…

新井さんの想いを!
子どもに届けることができる!!
私がその力になれる!!!!

お声掛けいただいたときは大興奮だったし、携わっている間はとても幸せでした。新井さんの語る「優しい」経済を目の前で聞けて、イラストを通して意見を交わすことができる。

理解すればするほど、たくさんの人にこの本が届いてほしいと強く思いました。だから私は告知をします。全力で!!

『あたらしいお金の教科書』目次とイラストをちらっと

当然ですが、みなさんに知っていただきたいのは、私の想いより本の内容です。目次をお借りしましょう。

1. お金ってなんだろう
2. お金にできること できないこと
3. 幸せなお金の集め方
4. 幸せなお金の活かし方
5. お金の動きをつかむと何がみえる
6. これからのお金を考える

これらの項目を新井さんの目線で学べることが、『あたらしいお金の教科書』の特徴です。

新井さんは、元々超大手の外資系資産運用会社でファンドマネージャーをされていた方。でも、今の資本主義経済に違和感を持ったことをきっかけに株式会社eumoを立ち上げ、現在はエシカル金融と呼ばれる分野で最先端を走っています。

「エシカル金融」、耳慣れない方が多いかもしれませんが、最近よく聞くSDGs(持続可能な開発目標)やESGと親和性の高い分野です。

そんな新井さんの本なので…

書店でよく出会う
「お金を貯めよう!」
「お金を増やそう!」
「お金を節約しよう!」
「そのためにこうしよう!!」
と(悪く言えば)煽って、
答えを与えてくれるお金の本とはちょっと違う、

人に優しい、
社会に優しい、
地球に優しい、
未来に優しいお金の本に仕上がっています。

新しい視点を示してくれた上で、
「自分はどうしたいかな?」
を考えるきっかけを与えてくれる本なのです。

もちろん冒頭で紹介したとおり、たくさんのイラストで読みやすさもお約束します。

▼1章の「お金ってなんだろう?」はお金の成り立ちから。

物々交換

▼あの大手銀行に預けたあなたのお金が、もしかして大変なことに?
この話は衝撃なので、本当にみなさんに知ってほしい。

預けたお金の使い道

▼最近よく聞く「ベーシックインカム」ってなんだ?の話もあり

ベーシックインカム

▼だまされない人になる方法も!
大切なお金、守れる大人になろう。

いろいろな「だます」に気を付けて

▼国の代表?あれ?どこかで見たような…?
いや、モデルなんていないんです、ほんと。
…という小ネタ(?)もあります。

経済の仕組み⑤

こんなイラストと1コママンガ、図解をたくさん掲載いただきました。
きっとやわらかくやさしく、お金の学びと出会えるはずです。

また、書籍は全編ふりがな完備!

小学校高学年から読み始められると思うし、一方で、経験したからわかること興味を持ったから納得できることもあるはず。成長に合わせて少しずつ、ゆっくり理解してもらえたらうれしいです。

(子ども向けかというと、まず大人に知ってほしい内容!と私は強く思います。大人の方こそ読んでほしい!)

ひとりでも多くの方にこの本が届きますように

宣伝というより、いちファンの思いの丈になってしまいました。『あたらしいお金の教科書』の魅力が、そして新井和宏さんの魅力が伝わればうれしいです。

そして、この本に書かれたお金の概念が世の中の普通になる日が、とても楽しみです。ひとりでも多くの方に届きますように。

\気になってくださった方はここからポチっと/

書籍は7月30日頃から書店に並びます。予約受付開始しています。
ぜひご予約の上、購入ください^^

おまけ:新井さんが私を見つけてくださった経緯

とっても単純です。
『持続可能な資本主義』の次に、新井さんが共著で出版された『共感資本社会を生きる』という本も素晴らしく、その感想をマンガにまとめたら新井さんに届いた!!という、SNS時代バンザイな流れです。

『共感資本社会を生きる』も素晴らしかったので、その内容はぜひ↓から。

◆このnoteに登場した書籍◆


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