大切な家族の意味するものの移り変わり

「大切な家族」って言葉が指すもの。今の僕にとっては妻のこと。結婚するまでは親がその対象だったと思うけど、今の僕にとっての「家族」は妻だ。

一旦家を出てしまうと、血の繋がりはあれどどこか距離を感じてしまう。特に価値観の違いから「親であってもひとりの個人」として見ることがあり、自分との切り分けが強くある。

余命半年と言われた時は涙が出たけど、余命1カ月と言われた時は涙は出なかった。

父に「やり残したこと」があれば全力で叶えたいと思ったのと同じく「やりたくないこと」はさせたくなかった。たぶん個人としての尊重なのか、親に甘えるという気持ちが無かったからか、そのどちらか。
「親父との思い出が作りたいんだよ」と連れ出すことをしなかったのは、あまりそういう気持ちでも無かったのかもしれない。

親父が「葬式は近所の小さなホールでやると決めているんだ」と言っていたけど、事前に連絡をとったら父の契約は見当たら無いという。困った。

父の願望レベルの話だったのか、他のルートがあるのか、もしくは他の場所なのか。全く見当がつかない。
無いかもしれない契約書などを探さないとならない。しかも時間はそう残されていない。

こういうのめちゃ困る。

頂いたお金は両親の病院へ通う交通費などに活用させて頂いております。感謝いたします。