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ワークショップの記録③

毎週月曜・水曜に、Ambista Houseさんで開催させていただいている、インプロワークショップのクラス開催記録です。

月曜#25では参加者の方から、

・週末に初めて演劇ワークショップを行う
・全聾の方に向けたもの
・インプロ
・20~30人
・コミュニケーション
・お話を作る

というキーワードをいただいたので、通常の様にインプロゲームを行うワークというより、ディスカッションをしながら考える時間となりました。
参加者さんから、こういった課題を持ってきていただけるのは有難いです。

①隣の人の足を揉みながら自己紹介
あえて、ここで紹介する事は無いのですが、自己紹介の必要性について話しました。
自己紹介について、私は即興演劇のインプロのWSではなく、CIのナンシー・スターク・スミス氏に教わった、「その日参加した人の声を聴く事と、体調を把握する必要性」を基に必ず行っています。
外部のWSに参加すると、省くインプロヴァイザーさんが多いのですが個性を見抜く事も含めて、やる必要をお話しました。

②カテゴリーゲーム
これは、昔、一橋大学の「表現とコミュニケーション」の講義をお手伝いしていた際によく行っていました。
初対面の人と、好きや習慣を共有する際に使用しています。
たまに、まちけん「プレイバックシアター」でも手法は違いますが用いられています。

③キネティックダンスとテーマに沿って並ぶ
お話を伺っていると、当日は全聾の方と手話を使われる方が交互に参加するという事でしたので、参加者同士で場をシャッフルしていくために紹介しました。
また、CIの要素を入れたボディワークは、五感を研ぎ澄ましている方達こそ、発見があるので改めて勧めています。

この日は、スタジオで「」を行っていたので、4階のセミナールームを使用したのですが、終了した21時以降にスタジオから見学者さんがいらしたので、少し混ざっていただきました。
改めて、音に頼らない事、手話でコミュニケーションの取れるワークを話し合いました。

④ワンワードとワンサウンド
手話でワンワードを行ってストーリーを作りたいという話でしたので、少しワンサウンドを入れて、実践をしました。
私は、ワンワードや昔々…は、失敗して勇気を出して「もう1回!」をする事だと考えているのでその必要性とそこへ持っていく方向性についてを考えながら進めました。

⑤「Yes and」と「Yes but」
即興演劇のインプロを行う上で、とても重要なのが「Yes and」で、それを当日も行おうとされていたそうですが、「他者と作品を作る上で自分の想定外の事が起きる事を知ってもらいたい」という事だったので、あまりやらない「Yes but」についてもお伝えしました。

⑥シンプルサンキューとサンキューゲーム
最後に「サンキューゲームはやる意味が分からない」と話されていたので、あくまで私の経験を基に、シンプルサンキューと一緒に行ってアイディアを出すための必要性などと一緒にお伝えしました。

という内容でした。

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このワークショップは常に参加者の方を募集しております。

予約なしでもご参加いただけます、当日ふらっとお越しいただいても大丈夫です。

即興演劇ワークショップ】毎週月曜19:30~2時間
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普段着で初めての即興演劇】毎週水曜11:00~1時間
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