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コロナ禍か福か、そしてクリエイティブな力

2020年ももうすぐ終わり。

今年はコロナに色々と振り回された「コロナ禍」だと言われますが、「コロナ福」だったこともあったんじゃないかと思っています。
そして福をもたらしていたのは一人一人のクリエイティブな力なのではと思うのです。

個人的な振り返りから考えてみます。

音楽活動では

<<福👼>>
・新しいオンライン合唱イベントを2つ開催

多重録音のチャレンジ

VR Mix チャレンジ

ポップユニット結成、演奏

音楽理論系3種類読破、noteで記事化

<<禍👿>>
・合唱の練習・本番がゼロ
演奏会が延期

仕事では

<<福👼>>
・テレワーク全面解禁、通勤時間往復1時間半が短縮される
・無駄な会議が減る
ペーパーレスが促進され、業務効率化

<<禍👿>>
・コミュニケーションが薄くなってきて寂しい
・相手が忙しくしているかわからないので気軽に声をかけれない

交友関係では

<<福👼>>
・疎遠だった遠方の友人と久しぶりにZoom飲み
・オンライン上で初めましての色んな人と会えた
・外へ出れなくなったので身近な人との時間が増えた

<<禍👿>>
・リアル飲み会ができない

その他

<<福👼>>
・本を50冊ほど読めた
・映画やアニメや漫画をたくさん見れた
・noteで毎日アウトプットできた
・移動が減って貯金がたまった
・衛生意識が高まった

<<禍👿>>
・外食や旅行の楽しみが減った

総じて

総じて、自分にとっては福👼の多い一年だったんじゃないかと思っています。できなくなってしまったことはもちろんたくさんあるんですが、できる機会を得たこと、やろうと思えたことがたくさんありました。

世の中全体としてもそういった側面があるんじゃないでしょうか。
労働環境の改善、衛生意識の改革、自分と向き合う時間の創出。何年か後に、「このコロナがあったから世界は良い方向に変わった」とまで言えてしまう日がくるかもしれません。

心理学者のアドラーもこう言っています。

It is neither heredity nor environment which determines his relationship to the outside. Heredity only endows him with certain abilities. Environment only gives him certain impressions.
Both are giving only frame and the influences which are answered by the individual in regard to his styled creative power.

「 遺伝も環境も世界との関係性を決定し得ない。
遺伝はある能力を授けるだけ。
環境はある印象を与えるだけ。
その人なりの想像力に応じて、
フレームと影響力を与えるだけである。」

つまり、与えられた環境によって印象は変わりつつも、それをどう使うかは個人の創造力にかなりの部分が委ねられているのです。

コロナという大きな環境の変化によって、かなりの想像力が求められた1年であったかと思いますが、それでも少しでも楽しく過ごせたのであれば、それは自分が、身近な仲間が、同僚が、会社が、国が想像力を働かせてくれた結果なのかもしれません

コロナ禍を福に変えるのはワクチンではなく、一人一人の想像力なのかなっと思ったりします。
クリエイティブなみんなの思考1つ1つが、世界に新しい枠組みを与えてくれること、リフレーミングしてくれることを祈って、今年最後のnoteにしたいと思います。

良い1年でした。
来年もクリエイティブな力で良い年にしていきましょう!

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