育休ライフ49,50週目

いつも閲覧ありがとうございます。
半径5mの人を幸せにしたい、シムラトモタカと申します。
8年間中学校教員ののち小学校へ異動して、今は育休取得中です。
ここでは、育休取得中に感じたことや娘の成長、仕事を離れることで見えてきたことなどを中心に書いていきます。


新たなチャレンジを始める、春

復職まで1か月を切ったところで、やっと新たなステージに向けて行動できるようになってきた。行動しなければ変わらない。頭ではわかっていても、なかなか動けないのが人間。私もそんな愚かな人間のひとりだが、思い切ってやりたいことに向けて振り切った人生にする、大切な家族を守る…そんな思いで臆病な自分から少しずつ抜け出している。

先日、家と保育園の間にある貸し農園を借りた。

毎日土に触れられる「農業×学童」への第一歩。

この1年間で知ったこと、調べたこと、考えたこと、それらすべてはきっとこの夢を叶えるためにある。不思議なもので、自分の心持ちが変わって、少し行動が変わるだけで、本当に不思議なくらい素敵な人とつながれる。

「農地を借りる」のたったひとつの行動の変化で、私は自分の街にいる農業や学童、教育にかかわる素晴らしい人たちと出会うことができている。素敵な人がまた、素敵な人をつないでくれる。本当にありがたい。「外の世界を見よ」と言われるのは、こういうことかと実感している。今まで教員にしては広く物事を見てきたつもりだったが、とんだ奢りだった。狭い世界でやってきた自分が恥ずかしいと思うと同時に、今見えてきた景色や人の温かさを大切にしたいと思う。
私の夢が実現するのは、きっと今、そしてこれから出会う素敵な人への恩返しでもあると思う。みなさんに支えてもらったぶん、その思いを力にして夢を叶える。叶えたい、ではない。叶える。

上記のような農園付き学童を立ち上げるために、動き出している。
・オオタヴィンさんの映画を見て、ゴールを決める
・自然農法の本を買う
・情報収集→先行事例をしている人とつながる
・貸し農園で自然農法栽培を始める
・市役所に開発許可が下りるための条件を折衝
・応援してくれる地域の人とつながる

動き出すために背中を押してくれたのは間違いなく妻だと思う。
この1年をプレゼントしてくれたのも妻であるし、農園付き学童を考える前にも、リラクゼーションの資格を取ることや保育園試験を受けることといったチャレンジに背中を押してくれた。その経験が今のチャレンジをする勇気を与えてくれた。妻にとっては些細な言葉かけかもしれないが、その一押しがなければ踏ん切りがつかなかったと思う。ほんとうにありがとう。妻のためにも、この夢は叶える。

4月からは復職するので、仕事、育児と並行して学童立ち上げを進めていくこととなる。すべてに100%注げるほどタフではないから、自分の中で優先順位をつけ、何を大切にするのか、その芯をブラさずに毎日を全速力で駆け抜けたい。本当に言葉通り、全速力で駆け抜ける毎日が待っているはず…

楽しもう、いまを。エネルギーがみなぎるこの感覚があることに感謝。生き生きと毎日過ごせる幸せ。お世話になる人、家族にはたくさんたくさん恩を返そう。私はとても幸せなスタートラインに立てた。感謝。


別れの時期(娘)


日々お世話になっている児童館や子育てルームとの別れが近づいている。市営の児童館や一部の子育てルームは、就園児でも行けるがほかの子育てルームは3月いっぱいでお別れとなる。また、体操教室も時間が合わず退会となる。娘がたくさんたくさんお世話になった場所、人。娘の成長を一緒になって喜んでくれた人との別れは、やっぱりさみしい。娘にさみしいという感情が理解できるかわからないが、親心としてはさみしすぎる。「別れがあれば出会いがある」とよく言うが、そうはいってもさみしいものはさみしい。自分自身の出会いと別れは案外さっぱりできるのだが、娘が関わるとなると、ちょっと話が違ってくるのだと知った。

いよいよ「この子育てルームは最後」の日がやってくる。その時間はあっという間だろうから、いつものように大切に過ごしたい。市営の児童館も、一気に行く頻度が少なくなるからそれもさみしい。この1年間、本当に生活の一部だった児童館、子育てルームには感謝しかない。娘の成長に大きく影響していること、特に温かく接してくれた保育士の皆さんには私自身が救われたし、親として学ぶことがたくさんあったし、保育士にいつかなりたいという気持ちにさせてくれた。

たくさん、たくさんありがとうと言いたい。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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