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『ちょっと今から仕事やめてくる』 『ちょっと今から人生かえてくる』 の感想

北川恵海氏著の
ちょっと今から会社やめてくる
ちょっと今から人生かえてくる
を読みました。
これから就職する人や仕事で気分が落ちてる人には 特におすすめの本です。
本書はブラック企業に就職した主人公の話で、ちょっと今から人生かえてくるは その主人公に関係した人たちの物語でした。
仕事上で行き詰まったとき、上司や会社の人たちが理不尽だったり、ストレスを抱えて、もう駄目だと思ったときは、自分を心配してくれる人(例えば、親、兄弟、夫や妻、子供、友人などなど)の顔を思い出し、立ち止まり、死というものに距離を置くことが書かれていました。
最近は どうかわかりませんが、自分も多少の差はありましたが、学生時代 ストレスなしで過ごしていたので、新入社員として会社勤めになったときは 本当にストレスだらけでした。
日曜の昼くらいから憂鬱になり、夜になるとためになりそうなビジネス書を読み なんとか 気持ちを上げて月曜に挑み、会社の雰囲気や上司や先輩たちのピリピリ感に潰されかけ、木曜くらいその状況になれつつ また日曜の朝を迎える といった具合です。
なので、すごく 共感し、当時の自分を思いだしなが、読んでしまいました。
人格者で仕事の出来る人が、心が病み 精神が腐りかけ、ドン底を味わい、そして膿をさらけ出すことができ、新たな人生がスタートしています。
弱い自分をさらけ出すことで、他人には共感されたり、好かれたりします。
自分も、自分に正直に、近しい人たちには弱い部分をさらけ出し、自分を心配してくれる人たちを思いながら、そして 近しい人たちにはしっかりアンテナをはり、本書の山本君のように行動したいものです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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