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3月11日は「地元っ子と国府津まちあるき」

神奈川県小田原市にある国府津こうづの町。駅から海が眺められ、東海道からは箱根山が目の前に広がり、海辺に8つの小径こみちが走り、のどかでゆったりした暮らしが送られている……。

3月11日に、そんな国府津こうづをぶらぶらとまち歩きする企画を地元住民たちと作りました。

ジャーン✨✨

これまた地元っ子がチラシを作ってくれて、まさに手作りなイベントです。

主催は国府津こうづの住民でつくる「ヤッホー国府津村役場」。私が副村長となっている、年末にはみかんまつりを企画したグループです。

国府津の日常を感じる旅


世界を取材して回るジャーナリストの先輩に「良い旅ってどんな旅ですか」と聞くと、「地元に住む人と友達になるような旅ですね」と言いました。ガイドブックに掲載された景色を見に行くよりも、その時、その瞬間に出会った地元住民と仲良くなれることが最大の収穫なのだ、と続けました。

むかし訪れた世界遺産のある町、その時は感動したはずなのに、2回目の訪問はしたことがない。でも、心が通った友達ができた地域には、何度も通ってしまう。通っているうちに、その地域が好きになる。そんな体験、みなさんありませんかね。

今回のイベントのネーミングは「地元っ子と国府津まちあるき」。“地元っ子”が一番のポイントなのです。国府津の魅力を知っている地元民たちが、地元民たちの日々を紹介してくれる企画。そう、参加した日から「地元に住む人」と友達になってしまうような、「まちあるき」です。

当日は、明治時代の交通の要所になった国府津こうづ駅に集まり、国府津こうづで生まれ育った洋服屋さんや私のような移住者が案内役になり、街を練り歩きます。


魚屋さんとパン屋さんがつくるオリジナル地魚バーガーをほうばり、みかん山から相模湾をのぞみ、明治時代からの国府津の歴史を振り返りながら、今の国府津こうづを楽しみます。晴れかもしれませんし、雨かもしれませんが、その日はその日だけの国府津こうづがあります。

明治時代の国府津の写真を集めて当日見せる予定



「なにもない」と言われるような国府津こうづに、いったい何が隠れているでしょうね。参加者の中には地元に住む人もいるようで、教えられたり、参加者と一緒に地域の宝を発見できそうで今から楽しみです。

ここだけの話、企画者のメンバーたちが一番楽しんでいるかもしれませんね。自分たちの住んでいる地域の知らないことが、準備と言いながら毎日発掘されているのですから、楽しくないわけがありません。

歩く人も風景も、いま「あるもの」が観光資源


この町を毎日歩いていると、春夏秋冬というシーズンよりももっともっと細かく移り変わる景色を感じられます。

この時期は、東海道沿いの民家の軒先に置かれるミカンの無人販売。
「昨日は大津ミカンだったのに、今日ははっさくが並んでるなあ」(私の独り言)

お惣菜屋さんの店頭には、日替わりのおかず。花屋さんを通れば季節の香りを感じられます。魚屋さんに寄れば毎日新鮮な相模湾からの恵みが並びます。夕焼けに染まる箱根の山をバックに、子供の手を引いて東海道を渡るパパさんママさんを微笑ましく見てしまったり。


(写真:越智貴雄)


地元の人たちが守り、維持し続けてきたこの町の魅力を、感じられる旅。みなさんぜひこの機会に国府津こうづを訪問下さいませ。

【開催概要】
日時:3月11日(土)10:00 ~15:00
(※雨天開催、荒天中止 )
集合:国府津駅改札横
定員:20人 ※申込先着順
費用:3,500円
(資料/昼食/スイーツ/保険料)
持物:雨具、歩きやすい靴と服装
※キャンセル料について
やむを得ずキャンセルする場合は、記載の電話番号またはメールアドレスまでご連絡ください。尚、開催3日前以降のキャンセルはキャンセル料(費用の100%)が発生します。ご了承ください。
申込方法:以下のいずれかの方法でお申し込みください。
電話 080-5013-5035 (ヤッホー国府津村役場 古谷)
Eメール yahho.kouzu.murayakuba※gmail.com(※を@に直してお送り下さい)
フェイスブックメッセージ:https://www.facebook.com/yahhokouzumurayakuba

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