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「私なんか問題」その② ー 「自信」の意味を履き違えていた話

【 自信の持ち方がずっと分からなかった 】

フリーランスで仕事をしたい人にとって、「自信を持てるかどうか」は非常に大きな問題です。だって会社に所属していないのですから、自分で「自分はいい仕事をします」とアピールしていかなければいけない。

でも、「自信、ありますか?」と聞かれて、
「はい、あります。」と即答できる方はどれくらいいるんでしょう?

私も、「私なんか」と思うからには、自信なんてなかったわけです。

何をしても、ずーっと自信が持てなくて。

誰かに「すごいね」と褒めてもらっても、謙遜ばかりしていた。


「自信を持つ」ということを、どこか「増長する」と似たようなことだと思っていて。自信なんか持つべきじゃない。調子に乗ったら嫌われる、と思い込んでいたんです。


せっかく褒められても、
「そんなことないですよ、だって◯◯だし」って言い訳をして。

「本当の自分は全然すごくないのに」って自分で頭を抑え込んで。

今思えば褒めてくださった方の気持ちを無下にしていました。

それなりのキャリア(例えば大手での経験とか、売上げ実績とか)や、誰もが納得するような資格。専門の学歴。そういったものがないと、自信を持ったらダメなような気がしていて。

自分をハリボテのように感じて、苦しかったんです。




でもある時、ふと目に留まったメッセージ。


「自分を信じて。大丈夫。」


ある方がストーリーズにアップしていたこの言葉を見て、気づいた。


あれ、もしかして「自信を持つ」って「自分を信じる」ってことなの…??


*


「自分を信じる」ってほぼ本人の「意志」ですよね。

これからの自分、未来の自分に対して、「できる」と信じること。

もちろん、「信じる」ためには根拠も必要だと思います。

それが、立派なキャリアや資格だったり、分かりやすく「社会から認められた称号」である場合もある。


でも、

人生を通して培った感覚だったり、
長く尽きない何かへの興味や情熱だったり、
安くて小さな仕事でも、喜んでもらえた笑顔の積み重ねだったり、
子育ての苦労経験や、独自の勉強だったり。

そういった自分の中の、無形の何かだって、「自分を信じる」根拠にしていいと思うんです。


*

私は自分で「コピーライター」の肩書きをつけていますが、別に広告代理店や制作会社にいたとかではないです。

ただ文章にまつわることを、細々してきました。それこそ、お金にもならないような仕事で周りの人に喜んでもらった集積が、私の心を支えているなあと感じています。


別に、全然すごくない。
でも今は、自分を信じてます。

これからの私に「きっとできるよ」って。
自信を持つことを、自分に許しました。

あと、「自分を信じる」ための行動をとり続けるのも大事ですよね。

こんな偉そうに言っといて、ダメダメな時もたくさんありますけどね(笑)
こうやって自分に言い聞かせているんです。

ただの言葉の捉え方に聞こえるかもしれませんが、私はこの考え方で気持ちが楽になったので、書き残してみました。


「私なんか問題」その③に続く


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