金沢の朝の瞑想の過ごし方

（朝5時45分）
呼吸に集中する朝
静かな時間を過ごす
マインドフルネスに居る



あれも、これも
やらない、いかない

瞑想を終えて目を開けると
親友で金沢出身の
美香から1通のメール



「おはよう
　犀川の雪景色
　しんご好きだよ」

ちょうど宿泊先の裏だった
誰もいない辺り一面の雪景色
雲の隙間から見える
青空の日差しも
あったかいんだ。

ふと、横に目をやると
川が澄んでいて
きれいだなぁと
写真を3、4枚撮り終え
また道に戻って歩こうと
目を正面に向けると...

え？えっ
さっきの青空も雲もどこ？
たった2、3分の間に
雲が流れて空は全面
灰色に覆われていた

さっきまで
機嫌良くしてくれた
彼女がいきなり
不機嫌になった

それくらいの変わりように
ただ、ただ驚かされた

そのまま
雪みちを歩くと

ソリを出して
楽しむ子供たちと出逢う
正月の凧揚げの代わりに
正月の朝の雪滑り
土地が変わると遊び方も変わるね

写真を取っていると
1人の子供が僕の前で
雪合戦の投げ合いっこ始めた



僕の方にも雪の固まりは
飛んできたから
ひょいっと避ける

一瞬後ろを振り返ると...

僕の背中には
青空が広がっていた...

もう一度、正面を向くと

なるほどね
僕の目には空全体が
灰色かと思っていただけで
僕を中心として色んな空
「今、ここに存在」している

人間関係のように

相手のどこに目を向けるのか？
自分の気持ちだって
どこから見るのか？

こうやって
東京から北西の金沢へ
年盤月盤の最大吉方位に
合わせて足を運んだおかげで
こうやって金沢の空が
教えてくれたこと

自然の法則に従って
2021年風の時代を
軽やかに、そして
流されすぎないように
心を今、ここに留めるように

路地裏に入ると
光がさしてくれる
温かさにありがとう

この地球にも
君の命にも感謝。

つづく
　　　
　
　
　
Photo leicaＱ