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同調圧力が生み出す強さと怖さ

こんにちは、守屋です。

多種多様なコミュニティが存在する世の中。ある場所では輝くことが出来なかった人でも、違う場所では脚光を浴びることも少なくありません。

良い意味で捉えれば、誰にでも輝くチャンスがある時代。悪い意味で言えばリテラシーを得ることなく脚光を浴びてしまった場合、自分が強力な発言力や影響力を手にしたと勘違いしてしまう恐れがあります。

同調圧力が生み出してしまうこと

集団において、少数意見を持つ人に対して、周囲の多くの人と同じように考え行動するよう、暗黙のうちに強制すること。 同調圧力

ネットやSNS、あるコミュニティにおいて発言や行動を称賛され、支持されるとその人間は自分に影響力があることを自覚し始めます。

それと同時に興奮を覚え、自分の意見や行動を強く主張しようとします。そして支持をさらに得ていくことでより自分の帝国を築き上げようとします。

すると少数派の意見は、自分に対する反逆者と受け止めグループから脱退させる。または追い込んで仲間外れにしようとします。なぜなら自分の立場を守るためには排除することが早い解決策だからです。

しかし上には上がいます。さらに影響力のある著名人が自分が作ったコミュニティや行動、発言に対して批判してくれば、より大きな同調圧力によって消されてしまいます。

同調圧力を求めれば、自分もまた同調圧力によって制圧される。その繰り返しを生むだけになってしまいます。

価値観は多種多様。少数派の意見は、支持を得ている人間からすれば不安材料の一つになるかも知れません。それでも同調圧力を強くすれば、いつか自分もまた少数派になり圧力に屈服することになります。

誰かの意見に対して同意や納得はするものの、事実かどうかも確認せずに少数派を否定したり批判するのは自分のためにもなりません。

ぜひ自分の意思や感情を大事にし、居心地が悪い組織、環境、グループなどからは早い段階で距離を置くことをお勧めします。

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