『性癖』を晒すことで唯一になれる、3つの理由。

『食べる女性』が性癖なしんぐーです。
かなり誤解を生みそうな表現ですが、今回は『性癖はあなたを救う』論を大真面目に唱えたいと思います。

あなたの『性癖』はなんでしょうか?

性癖とは

人間の心理・行動上に現出する癖や偏り、嗜好、傾向、性格のことである。後述の通り「性的嗜好」とは異なる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
性質上のかたより。くせ。「大言壮語する性癖がある」
出典:広辞苑無料検索

ここで話す『性癖』とは、性的趣向やフェティシズムではありません。
自分の行動の癖や考え方の傾向を指します。

私の場合ですと、
『本能的な姿』『あまり人に見られたくない部分』
こういった点にフォーカスしている傾向があります。
ネガティブな場面もあるので、人によっては不快感や恐怖感を感じる人もいるかもしれません。
ただ、どこかダークな世界観の方が自分にしっくりと来て、
ただ可愛らしいだけの作品を作った時は誰かの真似になってしまう感覚があります。
こういった自分の傾向が『性癖』です。

どうして『性癖』を晒すと唯一になれるのか?

・自分のこだわりがあらわれるため
・他との違いを見せるため
・続きやすいため

1つずつ解説していきます。

・自分のこだわりがあらわれるため
作品制作において、自分のこだわりは強みになります。
癖や傾向はこだわりとなり、クリエイティビティ(新しいものを生む想像力)につながります。
深めていくことで誰にも負けない強みにつながる可能性があります。
クライアントがいる場合はこだわりを捨てることが必要になってくるのでしょうが、
自己表現の世界ではこだわりこそが他者との差別化に直接的につながると考えます。

・他との違いを見せるため
創作活動において、独自性はなくてはならないものです。
注目度を上げるためにも、自分のカラーを持っていたほうが戦いやすい。
『性癖』は、自分の性格上の癖やパーソナリティに染み込んだスタイルから生まれる行動や考えです。
誰かと全く同じ人生を歩んでいる人でない限り、その人唯一のものになるはず。

・続きやすいため
自分の癖で、その状態を保っていることが心地よいと感じている場合が多いので
一度割り切って晒してしまえば続きやすいです。
続けることは、大きな実績になります。
もしも明確なテーマを提示していなかったとしいても、
作り続けることで、行為自体が作品化し自分だけの表現に直結していきます。
(例に挙げると、ジャクソン・ポロックが筆を画面に触させないで絵を完成させる制作スタイルを続けたことも、行為の作品化と言えます。)


ただ、本当にさらけ出している人は少ない。

なぜなら、自分の本当に好きなこと、こだわりを持っていることって、なかなか人に言えないことが多いからです。
自分の癖や根本的なキャラクターを誰の目にも明らかな状態にすることは、確かに恥ずかしい。
だからこそ、やらない人が多いです。
そして、人がやらないことにこそ、絶好のチャンスの場があります。

マインドマップなど紙に書き出して整理すると、より考えがまとまるのでおすすめです。

まず、自分の『性癖』を知ることから。

何がしっくりくるのか、どうしてしっくりくるのか、初めから説明できる人はいません。
自己表現の始まりは、自分を知ることからです。
何が好きなのか、心地いいのか、それはどうしてなのか。
『性癖』は平凡な自分を唯一に変える手段の一つ。
深掘りして、独創性のある自分を歩んでいきたいものです。

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