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桃太郎に学ぶ4つの教訓

童話に学ぶ教訓シリーズの第3回目です。

そろそろこの辺で童話の教訓シリーズは終わりにしようと思います。

今日は、日本を代表する昔話「桃太郎」に学ぶ4つの教訓についてまとめました。

あらすじ

昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。

おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃が流れて来ます。

おばあさんは、流れる桃を掴んで拾い上げると、家に持って帰りました。

おじいさんとおばあさんが桃を食べようとすると、桃は真っ二つに割れて、中から男の赤ちゃんがでてきました。

おじいさんとおばあさんは大変驚きましたが、すぐに大喜びして、男の子を桃から生まれた桃太郎と名付け、大事に育てました。

ある日、立派な若者になった桃太郎は、鬼退治に行くことになります。

おばあさんは、桃太郎にきび団子を持たせ、桃太郎は腰にきび団子をぶら下げて出発しました。

すると、向かう途中に犬が歩いて来て、「お腰につけたきび団子をください。」と言いました。

「鬼退治に一緒に行くならくれてやろう。」

桃太郎は犬にきび団子を与え、犬を仲間にしました。

しばらく歩くと、猿が現れました。

「お腰につけたきび団子をください。」と言いました。「鬼退治に一緒に行くならくれてやろう。」

桃太郎はきび団子を与え、猿を仲間にしました。

次に、キジが現れました。

同じようにきび団子を与えると、キジも仲間になり、一緒に鬼ヶ島に行くことになりました。

鬼ヶ島に着いた桃太郎は、鬼のアジトに攻め込みます。

犬は鬼の足に噛みつき、猿はあちこち引っ掻き、キジは鬼の目をつつきました。

そして、力持ちの桃太郎が鬼を剣で叩き投げ飛ばします。

とうとう鬼は泣いて謝り、「これから悪いことはしませんから、命だけは助けてください。盗んだ宝は全部返します。」と言うので、桃太郎は鬼を許してあげました。

村に帰って来ると、おじいさんもおばあさんも、村のみんなも喜んで、みな平和に暮らしました。

この昔話から学べる教訓を4つまとめました。

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