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くじらキャピタル創業記:「人を幸せにする資本」への挑戦

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「人を幸せにする資本」「世界を素敵な会社で埋め尽くす」を理念に立ち上げた新しいバイアウトファンド、くじらキャピタル。創業理念や日々の戦いをリアルタイムに発信していきます。
運営しているクリエイター

#人を幸せにする資本

それは、デザインとは言わない。

金融畑であった自分にとって、「デザイン」は最も縁遠い存在でした。 デザインに関する教育を…

最初からグローバル(1/2)

「100%デジタル」と並ぶ、くじらキャピタルのもう1つの再建理念が「最初からグローバル」です…

最初からグローバル(2/2)

前回はこちら 「最初からグローバル」が成長に不可欠なことは、多くのデータが示すところです…

「100%デジタル」で会社を立て直す(1/2)

くじらキャピタルの特徴の1つとして、「100%デジタル」を通じた事業再生、という考えがありま…

「100%デジタル」で会社を立て直す(2/2)

前回はこちら ややシニカルに書きましたが、まとめると: 1)デジタル変革は全社横断、部門…

その場で決めるのが経営。

経営者が経営者たり得る基本的な要件は、「その場で決められる能力・権限」だと思います。 課…

「なぜ、それをするのか?」

会社を根本から変えるような大変革の実施にあたっては、「なぜ、それをするのか?」「なぜ、このやり方なのか?」を、懇切丁寧に説明することが全てのスタートになります。 「本社の決定である」「新しい社長の方針である」というのは、「なぜ?」への答えになっていません。 それは誰が決定したのかを説明しているだけ。そして、この言い方には2つ大きな問題があります。 1つは、「Why?」を説明していないので、現場からすると理由が(納得する・しない以前に)そもそも理解できず、改革が極めて定着

会社はトップから腐り、根元まで腐敗する

会社は、牽制されることの少ないトップから腐敗することは衆目の一致するところでしょう。一方…

「組織に閉じ込められたまま 海に沈んでいく人を助ける」

くじらキャピタルの構想を練り始めた頃、世の中の会社や経営者に対して感じていたもどかしさを…

ベンチャーファンドではなく、ファンドベンチャー

「くじらキャピタルは、ベンチャーキャピタル(VC)なの?」と聞かれることがありますが、くじ…

リストラをしない ≠ 現状追認(1/2)

くじらキャピタルは人員削減、いわゆるリストラをしないことを創業理念の一つに掲げています。…

リストラをしない ≠ 現状追認(2/2)

前回はこちら ■同じく労働契約法の範囲内ですが、給与体系や就業規則、人事制度を大きく改め…

「デジタルxグローバル」で事業を再生

くじらキャピタルの特色は、「100%デジタル」「最初からグローバル」という切り口で経営不振企…

全てを失って気付いたこと

2008年は、どん底でした。 春先に、自らの力不足が原因で、自身が立ち上げた会社を追われました。保有していた株式は「備忘価額」(要はトータル1円)で買い取られ、巨額の借金だけが残りました。 食べるために復帰したリーマン・ブラザーズは、3か月で破綻。 半年で2回も会社から放り出され、自身の借金返済の目途も立たず、世は「リーマン・ショック」と言われる100年に一度の大不況。かつ、何かのたびに「お前らリーマンのせいで!」と罵倒される。 こちらの雑誌記事でも取り上げてもらいま