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プラスαの一言をかけてみる

親切にされること=嬉しい
一方で、
親切にすること=余計なことだと思われないか?

そんなモヤモヤをもって、あと一歩の親切をあきらめてしまう事が、私にはあります。
比較的、お節介な面が子ども頃からあるので、躊躇なく声をかけたり・手を出したりしがちだと自覚はしていますが、それでも”どうしようか”と戸惑うことはあります。

人それぞれ
ケースバイケースなので、全てに全力親切モードかと言われたら、それは誰もが喜ぶわけではないし、助かるわけでないと思います。

接客サービスや店舗マネジメントについて、社会人の育成という面でお仕事を依頼していただく者としては、比較的”勇気をもって声かけてみること・手出しをすること”をお勧めしています。

ここは声かけるのはやめておこう。
また今度、同じことがあったら、そのときは声をかけよう。
自分もさほどできていないのに、誉めるなんておこがましいのでは?
そんな理由で、部下や仲間・お客さまにプラスαの一言をかけずに終わっているケースをよく見かけます。
正直、人との関係は面倒なことも多いですし、関われば関わるだけすれ違う確率も高まるとも思っています。でも、もう1歩踏み込まない限り、関係が深まることはないですよね?

特に、マネジメントをする側には人と関わることの恐れを持たないように、小さな一歩から始めるアドバイスをしています。
接客サービスも同様です。
「選んでいただいた料理はお好みに合いましたか?」
「お子さん、元気いっぱいですね!」
「(お持ちのショッパーを見て)●●のお店も美味しいですよね。」
何か目に留まり・心に留まることがあるならば、声をかけてみてはいかがでしょうか?

ただし、会社の指示による「雑談しましょう」「フリートークしましょう」は私個人は推奨していません。
したいからする。興味ないのに、強制的にしても面白くはありません。
それよりも、お客様や働く仲間のどこに着眼点を持てるか。興味・観察ができることから始めて欲しい!

先日、あるSCでの接客ロールプレイング大会で”今後伸びる!”と思ったアウトドアメーカーの若手スタッフの方に会いました。
伸びると思った理由は、
・商品知識ほどほど
・販売スキルはまだ未習熟
でも、遊びの話題についていける!
という点でした。近隣のレジャー施設や各所話題のスポットが不意に話題に出ても話しについていけること。
興味関心を持つことは、目の前のお客さまとは限らず、自社を利用されるお客さまのライフスタイルと類似したスタッフ自身の興味関心も重要です。
どんな切り口かは、人それぞれ、自分の好きなこととお客さまの好きなことに共通点を見出す努力は是非おすすめしたい1つです。

プラスαの一言をかけてみる

いまやめよう。と思ったことを勇気を出して、声にしてみては??

いまの、マネジメントや接客サービスが一歩前進するきっかけになれば・・・と願っています!






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