実店舗のアプローチ力を強化するとしたら?

小売業の皆さんと、店舗の魅力やブランドらしさを体現するために、どんなことができるだろうか?
そんなことを相談したり、アドバイスさせてもらう中で、3つほどよく出てくる課題があります。
①お客さまへの入店時の挨拶
②アプローチや声かけ
③ニーズ把握

先週は、店舗での挨拶を徹底する!としたら、どのような取り組みができるか。私なりの考えを投稿しております。

https://note.com/shinka_otona/n/ndc07800b3a1c

今週は、「アプローチ」について、店舗の皆さんが抱えている課題と共に、どんなことができるかを考えてみたいと思います。
アプローチや声かけについては、「声をかけられたくない」「一人で見たい」「しつこいのは嫌」といった、小売業にまつわる”お店の人にこれされると、嫌ですよね”エピソードがいくつも挙がってきます。

確かに、私も「不要!!」と断じてしまいたくなるシーンもありますし、じーっと見られている(怪しまれている?)ともとれるような経験もあります。それに比べると、諸外国ではcustomer側にも挨拶をすることなどが慣習にあったり、日本独特の商習慣というのもありますよね。

ではなぜ、「アプローチ」や「お声かけ」をできるようにアドバイスしているのか。と言われたら、そんな“嫌~”な経験をされたお客さまや自分はお客さまとして相応しくないという印象を持たれたかも!怪しまれたかも!?という方々を作りたくないので、oneActionとりましょう。という意図をもって、アドバイスをしております。

お手伝いが必要?
お客さまとしてお迎えしています。
私はこの店舗のスタッフです。

そんなコミュニケーションの一環だとしたら、どんなお声かけをするのでしょうか。そして、どんな近づき方をすると居心地悪くさせずに済むのだろうか?
更には、”いまはNO!!!”という意思表示をされた方に対する対応と去り際まで準備しておくこと。(NO!という無言のコミュニケーションを誠実に受け止めるコト&その反応に対するメンタルの持ち方)も必要です。

自店・自社でのアプローチだけではなく、相手(お客さま)に対する配慮を持ちながら、お手伝いする意思を表明するのは、店舗にいる以上大切な役割だと私は考えます。

ときどき、
〇秒以内に声かけをするように指示されている。
とにかくアプローチをする。
とだけ、指導されていると認識しているスタッフにお会いしますが、それだけではもったいない。&お客さまは居心地よい空間になっていない可能性があるのでは?と心配することがあります。

もっと、実店舗の買い物の楽しさを味わっていただくために、店舗メンバーと空間の演出方法など、一緒に研究できたらと願っております。




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