【キャリア相談】 転職のプロに学ぶ(27歳・会社員)
新潟市にお住いの27歳の居酒屋でお会いしたKさんから頂いた相談を紹介します。
そこで今回は、Kさんのキャリア相談「転職についてアドバイスがあれば」を頂戴して、「転職のプロに学ぶ」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。
【私ならこうする】
私が通っているボクシングジムの会長で
元ボクシング世界チャンピオン の 輪島功一さん は、
まさに「転職のプロ」と言えるほど数々の仕事を渡り歩いてこられた方です。
そこで今回は、
私からの浅薄なアドバイスより
輪島会長 の「転職のプロ」の智慧を紹介します。
輪島功一さんの仕事歴
・15~25才の10年間
地元の北海道では、家計を助けるための「イカ釣り漁師」を振り出しに、
上京してからは、生活を楽にするため少しでも給料の高い仕事を求めて、
「牛乳配達」「新聞配達」「ガソリンスタンド作業」「トラック運転」
「自動車修理」「土木作業」と 世の中の様々な職種の仕事を経験
・25~35才の10年間
プロ・ボクサーの仕事を経験、ただし、
世界チャンピオンになるまでの間は朝から夕方まで工事現場で
「土木作業の肉体労働」、夜はジムで「ボクシングの練習」の二刀流を
続ける。
・35~43才の8年間
ボクシング界を離れて、
団子屋のオーナー 兼 ダンゴ作り 兼 接客 の仕事を経験
・43~80才の現在までの37年間
団子の仕事を親戚に譲り、
輪島ボクシングジムのオーナー 兼 トレーナー の仕事を経験
輪島功一さんの転職学
先日、ジムで「転職のプロ」輪島さんに、転職をテーマにその極意を質問してみました。
【私】
「輪島会長は、いろんな職業を体験してきましたが、
どんな意図を持って転職してきたのですか?
これだけは曲げないことって何かありましたか?」
【輪島会長】
自分はどの仕事の場合でも、
①まず、自分は学歴がない(中卒)ので、
学歴が条件になっている仕事(例えば高卒以上とか)は初めから除外する。
②次に、覗いてみて「自分に出来そうか」を確認する。
③「自分にできそうな仕事」に就いたらその仕事で
「人の2倍頑張る」「人の2倍頭を使って工夫する」
④生活が楽ではなかったので、
もっと自分を高く買ってくれそうな仕事があれば、転職を検討する。
【私】
「人の2倍頑張る」「人の2倍頭を使って工夫する」って簡単に出来ることではないと思うんですが、どんな力が働くんですか?」
【輪島会長】
そうやっている内に後で気付いたことなんだけど、
「人の2倍頑張って」「人の2倍頭を使って工夫していると」それを誰かが
見ていてくれて、
「輪島って奴は頑張っているから応援してやろう」
って言ってくれる人が職場の中に増えてきて、
それがまた自分の“やりがい”や“励み”に繋がってね。
以外と単純なことだろ?
どうでしょうか?
輪島会長の転職学。
特に「以外と単純だろ?」って輪島会長の最後の言葉をアナタと共有したくなりました。
アナタの輝く未来のために!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?