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【キャリア相談】官庁か大企業かベンチャーか(21才・大学生)

東京都にお住いの21歳の女性大学生Iさんから頂いた相談を紹介します。

品川区 戸越銀座のパスタ屋「スペランツァ」でキャリア相談を頂戴
この店のボロネーゼは東京一美味しいと思います(個人の感想です(^^)/)
中央はスペランツァの店長のヒロシさん、右は元気印のスタッフのユウカさんです。

現在、大学3年生です。大学入学時は官庁に行くつもりでしたが、親しい先輩はベンチャーを薦め、親は大企業を薦め、私自身はどうすれば良いのか進路を迷っています。

(21歳・大学生Iさん)

そこで今回は、Iさんのキャリア相談「進路に迷う」を頂戴して、「進路」を「楽しみに変えるチャンス」にしたいと思います。

【私ならこうする】

まず、官庁か大企業かベンチャーか進路を考える前に、考えるべき大事な事があります。
それは、アナタがこれから長い100年人生を実りあるものにする為に、必要な原理原則です。

物事が成就するための必要条件

物事が成就するための必要条件は、
「自分がやろうとしている事」の「目的」と「目標」と「手段」を明確にすることです。
ちなみに辞書を引くと、次のように記載されています。
【目的】は、成し遂げようとする事柄。
【目標】は、目的を達成するために設けた、めあて。
【手段】は、目的を達するための具体的なやり方。
 
もし、アナタが「大企業に就職したい」と思うのなら、
アナタにとって、「大企業に就職すること」は「目的」なのか「目標」なのか「手段」なのか?
それが「手段」なら、その「目的」は何で、その「目標」は何か?
「目的」と「目標」と「手段」を明確にしてください。
 
3つの内、1つ欠けるだけで、物事が成就する道は遠のきます。

物事が成就するための十分条件

物事が成就するための十分条件は、
明確にした「目的」と「目標」と「手段」とが適合していることです。
 
もし、アナタが「ベンチャーに就職する」のが「手段」と考えるなら、
その「手段」は、アナタの「目的」を達成するためにもっとも有効な「手段」か?
例えばアナタの「目標」が「ベンチャーに就職して3年目の年収2000万円」とするなら、
その「目標」は、アナタの「目的」、アナタの「手段」と適合しているか?
 
1か所でも不適合があると、物事が成就する道は遠のきます。

20代は神様のギフト

必要条件と十分条件を備えて、前に進み始めると、やってみて分ったことって、沢山あります。
机の上で考えていたことと、現実に起こっていることが違う・・・・
 
そんな時、失敗したって落ち込まず、
「目的」「目標」「手段」を臆することなく見直して再スタートを切ってください。
 
人生に無駄な経験はない、と言いますが、
20代に経験したこと全てが後の人生の土台となります。
しかも経験できる経験の質が違います。
20代は、「リスクを取って失敗も出来る」という貴重な経験ができるからです。
 
20代でベストを尽くせば、30代からの軌道修正はいくらでも可能です。
こんなギフトは二度とアナタの目の前に現れません。
アナタには、ぜひ20代のアドバンテージをフルに活かして欲しいと思います。
全ての経験が未来に繋がることを信じて、チョイスを楽しんでください。
 
アナタの輝く未来のために!


 

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