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コントロールできないと無理

コントロールっていうのはスタビリティコントロールのこと

スタビリティっていうのは安定性の事で、脳みそからの指令=発火が神経系統を伝って末端の筋肉を思うがままに操って任意の運動を行う事を指します(まあ大体)。
その為にちゃんと動く環境が必要なことは柔軟性が何もできないのスレッドで紹介した通りです。で、実際な何するのかがコレ。
忙しくて最近作っていないのですが、永山運動室のインスタにはこれ系が載ってます。dえ

で、これ何やっているかというと股関節の矢状面へのスタビリティートレーニングです。前提として腰椎や胸椎が丸まらず、捻れない状態で行います。これがフィニッシュ時、左足を地面を蹴ってさらに回転を持続する時にとっても役立ちます。逆にこのコントロールができないと、いつまでたってもプロっぽいスウィングが出来ないのですね。コレがゴルフにはいっぱいあるので、一つづつ少しづつ会員さんには習得してもらっています。

ゴルフの動き全てをコントロールは無理なのだが、骨盤回旋・脊柱右側屈・及び股関節以下の足の動きはコントロールできる

も一回繰り返しますが、下記スウィング中にカラダが行う動きです。

  1. アドレス
    股関節・膝関節屈曲、胸椎伸展、肩甲骨下方回旋、内転

  2. テークバック
    腸腰筋群と内転筋を使って右股関節屈曲・内旋、同時に脊柱回旋、脊柱左側屈、胸椎伸展、肩甲骨下方回旋・内転、左右の肩関節屈曲、左肘関節伸展・回内、右肘関節屈曲・回外、左手関節屈曲・掌屈、右手関節屈曲・背屈

  3. 切り返し
    左股関節内旋・伸展、右股関節伸展・外旋、脊柱右側屈、胸椎伸展、肩甲骨下方回旋・内転、右肘関節屈曲・さらに回外

  4. インパクト及びインパクト以降
    左股関節内旋・伸展、右股関節伸展・外旋、脊柱右側屈、胸椎伸展、肩甲骨下方回旋・内転(左記全ては3で始まったことが引き続き展開中)、左右の肩関節伸展、左肘関節伸展→屈曲・回外、右肘関節伸展→屈曲・回内、右手関節屈曲→伸展・背屈→掌屈、左手関節屈曲→伸展・背屈

全くクラクラしちゃいますが、トレーニングを積めば少なくとも「骨盤回旋・脊柱右側屈・及び股関節以下の足の動きはコントロールできる」ようになります。スウィングの走り出しの瞬間なので、ゼロからスタートするので、偉大なショットが発生する正しいレールに動きを乗せやすいのです。

もちろん途中から修正はできるのですが、それはプロの話。まずは我々アマチュアは最も制御がしやすい切り返しの瞬間のコントロールのトレーニングを繰り返し繰り返し行うのが、最適な取り組みなのだと思います。

でもどう考えても、切り返しって難しいのですが、運動学的にいうと一番簡単なんですよね。まさにゴルフ沼なんですよね。
でも大丈夫。永山運動室では必ず習得できます。

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