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あさぎ本感想

親からのならいで、いまだに紙媒体の新聞をとっている。

いまの職場では環境上できないので仕方なく家で読んでいるが
それまではどの職場でも、昼休み、自席で弁当を食べながら新聞を読んでいた。
あたしといえば昼の新聞、と笑いながら当時の同僚が言う。
直前の職場では10歳年下の上司から
「紙の新聞読んでるひとって、はじめてみました」
と言われた。

その紙媒体の新聞をば、ある夜ゆったりと床に陣取って広げて読んでいたらば
小田桐 あさぎというひとの「女子とお金のリアル」
という本の広告が目に飛び込んできた。

普段はこんなうさん臭い広告、目にもとめないのだが
なぜだか興味を持ち
楽天ポイントで買えることもあってネット購入。

到着して1日で読了しました。

んで、以下が私的要約&感想。

自分の体験経験感覚からいって、このひとの言っていることは納得できるし、共感する部分も多い。

要するに、過去の呪縛(手をかけるのが尊いとか、清貧とか)から逃れ、いままでの固定観念から解き放たれて、好きなことで自分の望みを実現させていこう!ってことを言ってると理解した。

好きなこと=ラクなことしかしない、ではなく、読んでいたらこのひとだって若いころは苦労してる、それらを経験として蓄積して有効活用している。

さいきんネットである人の言葉を読んで、言い得て妙だな~と思ったのが
「人には心という正しい方向に導くレーダーがあるのに、脳というスーパーコンピューターも内臓されているため、方向を誤る」
というセンテンス。

自分の経験上、心の声に耳を傾けると進むべき方向がわかる。
変に理性的であろうと、自分の心の声を無視してリクツで考えようとかたくなになって苦しんでいるひとたちを何人も見てきた。

自由って大事よ~
柔軟って大事よ~
ゆるいって大事よ~

わたしも経験重視派で、いまできることをすべきだと思っている。
子どもに貴重な経験をさせてあげるのは大事だと思い、この夏休みも遠くに住む孫3人を呼び寄せて2週間、一緒に遊びまくった。子どもたちもとても喜んでくれたし、いい思い出になると思う。ひょっとしたら、それらの経験が、彼らの将来の布石になるかもしれない。そう思うだけでもワクワクする。

そう、ハッピーは伝播する。

楽しくいたら、周りもたのしくなる。
「よい怠け者」になり、たのしく生きて周りも巻き込み
先人が築いて発展させてよりよくしてきてくれた世界をわたしたちでさらによくしていきましょう…というメッセージも含まれているとみた。

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