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伊豆長岡温泉お散歩市活動記録05

研究室プロジェクトの備忘録も第5弾.vol.5.

今まで現地での活動でしたが、今回は、オンラインイベント形式で今年度(だらだら書いていたら前年度になってしまいましたが)の取組を同じ地域で活動されている方々やそうしたまちづくりに興味・関心のある方々に聞いてもらうということをしました.今日は、それについて書いておこうと思います.

伊豆長岡温泉ミライ大学

舞台は静岡県伊豆の国市にある「伊豆長岡温泉」。「伊豆長岡温泉ミライ大学」は、地域で暮らす人・働く人、出身者、地域外から伊豆長岡温泉に関わりたい人が集まり、地域の課題を本気で解決するプロジェクト型ゼミです。

ミライ大学の説明

ミライ大学では、地域で行っている取組や必要となるであろう取組などを毎回プレゼンターを変えながら紹介していく方式を取っています.様々な方々からの地域に向けた分野を問わない取組を聞き話し合える場となっています.大学のゼミの延長の時もあれば地域活動を行っている人々が主体だったり色々です.

コロナ禍という現状もあり、開始時からオンライン形式(ハイブリッドもあり)で行われており、物理的な場での交流は中々できていませんが、ここでの交流が、現地で活動していた時につながることも最近増え、ウィズコロナにおける交流のあり方を肌で感じています.

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今回は、「大学生とまちづくり」という枠組み、私が所属している研究室の今年度の取組を紹介させて頂きました.

表紙:大学(院)生が考える地域とまちづくり 

紹介としては、研究室の取組について概要を説明して、そこから具体的な内容を話し、それをもとに3つのグループに分かれたディスカッションをしていきました.

具体的な内容(今年度の取組)を少しだけ話すと、まず地域を知らないといけないということで,地域再生に向けて重要となると考えられる「生活」「健康」「観光」という3つのテーマについて、伊豆の国市ならびに伊豆長岡温泉周辺について調査・分析し、それらからわかった地域のポテンシャルを活かしたまちづくりのアイデアをカードにして提案しました.
アイデアカードでは、私たちの提案だけではなく、それぞれのアイデアに類似した参考事例を載せ、イメージしやすくする工夫をしてアイデアカードを通した地域と学生とのコミュニケーションを行っていきました.

3つのテーマに対して、ポテンシャルを調査し、アイデアカードを作成
ポテンシャル調査を活かしたアイデアカード提案
ポテンシャル調査とアイデアカード提案は、イベントにてワークショップ展示

オンライン形式で行ったイベントについては、サイトにてまとめて頂いたので、そちらもみてもらえればと思います.

ちなみに、ここで紹介させてもらった内容は、前年度に取り組んだ7月、10月、11月に現地で展示をさせてもらった内容をまとめたものでしたので、内容だけ追うなら、まとまっていないところも多々ありますが、備忘録をこれまでいくつか書いてきたので(これも備忘録の一つですが、)それを見てもらえればと思います。

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今年度は、まちなか拠点再生について、実際の都市空間や建築空間を活用して、どうしたら使ってもらえるかとか誰に使ってもらいたいかなどについて地域に根差した形でスモールスタートで活動して、色々と学んでいきたいと思っています.
昨年度は研究室での取組だけで終わってしまい、地域に入り込んで活動しきれなかったところもありました.そして、少しずつ入っていく中で、まちづくりのディテールのようなものが分かってきて、「これはもう少し入って考えて整理していかないといけない」と思い始めたので、今年はもう少し入り込んで、地域とともに考え、つくり、使っていくためにはどんな仕掛けが必要で、それはどんなタイミングで仕掛けていくべきかということを考え、動いていきたいと考えています.

研究室の取組としては、新しい周辺に対する計画を策定していくために、また動き出していくと思いますので、何か公表やアーカイブできるタイミングになったら備忘していきたいと思います.

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