ミュージカル刀剣乱舞『江水散花雪』

観劇日:2022年3月12日(土)12:00公演
劇場:TDCホール

初日公演は配信で観ていたのだけれど、今回現地参戦はこの1回。翌日が大千秋楽というタイミングでの観劇でした。

1回しか観ないし、ペンラどうしようかなーと思って。昔のキンブレ引っ張りだしてチューニングしようと思ったら、今のスマホでは対応できなくなっていて焦った💦観劇当日にTDC近くのドンキに行ってキンブレGETしてトイレでチューニング。江水のカラーQRコードアップしてくれている方がいてたすかった〜。Bluetoothでキンブレに接続できるの便利過ぎるわ…。らぶフェスでも活躍してもらいましょ!!!


ストーリーについて

時代は幕末。井伊直弼と吉田松陰が仲良くなっちゃったら戊辰戦争もなく平和に維新が進んだよ〜っていう。(めっちゃ簡単に言ったな)
それは正しい歴史ではないので、あるべき歴史の姿に戻さなければいけない。でも、この世界の方が人も死なないでみんな幸せなのでは??という思いと、でもそれは本来の元主たちの人生ではない…という葛藤と。もどかしいよね。そうであってほしいと願う思いと、刀剣男士としての役割が真逆なのだもの。


兼さん

極になって登場した兼さん格好良すぎたぁ!!!あんなのヒーローショーじゃん!!近くのGロッソでヒーローショーやってますよ???(おい)

いや、冗談はさておき。
兼さんが土方さんを想って歌うあの歌は、何をやってくれたんだ案件なのですが。あれは無理でしょ。飛び出し注意 車は急には止まれない。
歩いていたらいきなり事故った気分ですよ。

むすはじを経て、土方さんと真っ正面と向き合ったからこそ、兼さんはあの境地まで行けたんだなって。そりゃあ、大好きな元主だもの。生きて新しい時代を生きていてほしい。でも、それは本当にあの人が願った生き方なのか?その葛藤を経たから、極の姿になれたんだね。あまりに頼もしく、成長した姿に感動したよ。むすはじの時には、まだ元主のこととなると危なっかしいところがあったもんね。

肥前くんを抱きしめて頭をポンってするところ、時空の狭間が閉じそうな時に時間遡行軍にお前らも手伝え!!って引き込んでしまう姿、もう土方さんなんですよね…。観劇後、無性にむすはじ見たくなったので見ました。
これは、兼さん推しの方はやばいだろうなぁって思いながら観ていた。


肥前くん

元主である岡田以蔵と向き合わなければいけないの、刀ステ維伝でもそうだったけど、君はどうしていつもそんな悲しい運命にあるの…って思ってしまった。本当に可哀想…。でも、可哀想が似合うんだな、うんそう。そう思うことにする。
放棄された世界での岡田以蔵と対峙して諭されるんだけど、その言葉、あなたから聞かされるの本当に辛いのよ…肥前くん、可哀想…。岡田以蔵であって、自分が知る岡田以蔵じゃない。やっぱり正しい歴史に戻さなければ。正しい歴史に戻すために、死ぬべき人を殺していくという考えに至る肥前くん、そういうところよ…自分から辛いほうに向かっていく。人斬りの刀だからって…。

岡田以蔵との戦い、殺陣も辛すぎて、何なんですか、あれは。悲しすぎない?最後に刀である肥前忠広を求める岡田以蔵の姿な…。酷だよ…。
兼さんが肥前くんのことを気にしてくれていてよかった。あそこで抱きしめてくれる存在がいてくれることのありがたさ。むすはじで土方さんと向き合った兼さんだからこそ、肥前くんの気持ちが痛いほどよくわかったんだろうね。
肥前くんの泣き顔は、もうダメでしたね…。
その後、土方さんが肩を貸してくれたんだけど、それを払いのけて自分の脚で歩いていくの。「自分で歩くの!!」って言う幼児が頭に浮かんだ。(頭に浮かんでしまったのだからしょうがない)


まんばちゃん

ミュの山姥切国広は、何だか気軽にまんばちゃんって言いにくい。まんばさん??w
既に先の出陣で辛い思いをしているので心の闇を抱え、どこか達観している様子。
傘貼りしたり、わらじ編んだり、浮世絵描いたり…。器用なんだなあ。
配信で見てて、まんばちゃんの歌声に魅了されたから劇場で浴びるのが楽しみだったのよ。
生で歌声浴びるの、最高でしたね????
圧倒された…。歌の表現力やばすぎ。一部の刀剣乱舞で思いが溢れだしている姿が最高だった。それまでのまんばちゃんとのギャップもあって。
まんばちゃん、美しいね…綺麗だね。嫌がられても言いたい。

小竜

黒小竜がステージで演じて、役者さんは声を当てるという演じ方だったのだけれど、全く違和感がないし、息ピッタリだった!配信では長田くん演じる小竜の姿を見ることができていたので、観劇で観れなかったのは残念だったけれど、黒小竜の演出も素晴らしかった。あれができるの凄いことだよ…。長田くんの声が凄く綺麗で聴き取りやすいのよね、声優やりませんか??


南泉

にゃんせん、かわいぃ…!!かわいぃなぁ、お前はよぉ。この世界の何がいけないんだ!?って、純粋な眼差しで訴えるの、素直な気持ちだけに辛くなった。にゃんせんの「おっさん」呼びが好きだったな。めっちゃ懐いてたね。
ボサノバ曲、最初はボサノバ!?って思ったけどよかったよぉ。
あと、大包平と小竜で歌う曲の間に入る南泉が、完全に『いないいないばぁ』なのよね。あれ?Eテレにチャンネル変えちゃったかな?って。ゴロゴロしてたり可愛いの極みですよ。


大包平

刀ステのイメージつきすぎちゃってたんだけど、真面目で普通にカッコイイ少年漫画とかに出てきそうな大包平だった。(大包平を何だと思っている)
時空の狭間から助けに来るところ胸アツ展開過ぎたわ〜。あれをやるのは大包平ですね、そうですね。熱い漢だわ。
1回しか観れないのでちゃんと大包平を観れていなかったから、もっと注目して見てみたいですね。



最後に…


てんろーでんぶりの刀ミュ現地参戦だったのだけれど、劇場で浴びる大音量の刀剣乱舞は身体に染み渡るねー!!!!刀ミュでしか得られない栄養が確かにある!!

二部のペンラ曲、肥前くんのあまりの可愛さに涙を流した…。ダンスが意味わからんくらい可愛いくて、あんなに可愛くダンスって踊れるもんなんですか??え?ナニモンなんですか??え???って混乱したよね。だって、その前までバチバチに踊ってラップきめてたのによ????
もう、肥前くんカラーしかペンラ振れなくなった…。

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