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食べないのに太る?!朝食を抜くことは肥満の原因になる理由

こんばんは、芝本です。

身体作りやダイエットに励んでいる方は食事の時間帯や回数にこだわっていることも多いと思います。

身体作りを効果的に進めていくためには、「何を食べるか」も大切ですが、「食べるタイミング」も大切になってきます。

ただ、食べるタイミングが大事とは分かっているけれど、なかなか決まったタイミングで食事を摂ることができない方もいらっしゃいますよね。

たしかに、現代人のボクたちは日々忙しくしていることが多く、なかなか思うように食事を摂れないという話もよく聞きます。。

特に、人によっては朝食をほとんど食べないという方もいます。

朝食を摂ったほうがいいのか、摂らなくてもいいのかというこの論争には沢山の情報があります。

いろんな情報を調べた結果、結局どうしたらいいのか曖昧になってしまいがちです。

そこで今回は、「朝食を抜くことでどんなデメリットがあるのか」について、さまざまな情報があるなかからひとつを紹介します。

朝食を抜くと体重は増えるのに筋肉が減っていく

驚くべきことに、朝食を抜くと体重が増加するのに筋肉量が減っていくそうです。この研究結果は、名古屋大学の研究グループがマウスを使った実験で明らかにしたものです。

参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/756d3ed8f60cb33058179fd14b3013a55f19fe5b?page=1

なんと、朝食を抜いたマウスは朝食を習慣的に食べたマウスに比べて約6%の体重増加がみられ、約6%の筋肉量が減少したようです。

リンク先の実験を読んだ方は、「高脂肪食ってやつを食べさせたからじゃないの?」と思った方もいるかもしれません。

しかし、高脂肪食といった太りやすい食事でなくても、朝の食事を抜くことで上記のようなリスクは増大するようです。

筋肉が減ったのに体重が増えてしまうということは、脂肪が増えてしまったということですね。増えて欲しくないところが増えてしまってます。

さらに、別の研究では夜よりも朝により多くのタンパク質を摂取することで、筋肉量の維持や増加に有効であるという可能性が示唆されています。

朝食を抜くことがあまり良くないということがなんとなく理解できたかと思います。

では、朝食を抜くとなぜ太りやすくなってしまうのか、その部分を少し掘り下げてみましょう。

朝食を抜くと「体内時計」にズレが生じる

脂肪が増えてしまったり、筋肉量が減る原因としては、朝食を抜くことにより肝臓の代謝などに関わる「体内時計」に異常が生じてしまうということが挙げられます。

体内時計とは、体内の時間軸を調整するシステムで、体のさまざまな代謝活動や自律神経の働きに関わっています。

そのため、体内時計が乱れると代謝活動や自律神経の働きに問題が生じてしまいます。

簡単に言うと、「体内時計がずれていると太りやすい」と考えてもらって差し支えありません。

人の体内時計は24時間よりも少し長い周期のため、効果的なダイエットのためには24時間周期に人の体内時計を同調させていく必要があります。

そして、体内時計を同調させるための要素の1つに、「朝食を摂るということ」があります。

そのため、食事は「何を食べるか」が重要視されがちですが、「いつ食べるか」もとても重要ということですね。

この体内時計はかなり複雑な内容になってくるので、また別の機会で詳細をまとめていきます。

食生活を規則的にしていこう

朝食を抜くことで体内時計のズレが生じ、体重が増えて筋肉量が減ってしまうリスクが高まることがわかりました。

ただ、参考にした論文も難しい内容が多く、ボクもよくわかりません。概日リズムや代謝など体内のメカニズムを理解するのは難しいです。

なので、ボクたちでできることは、まずは朝食を摂ってみようということです。

シンプルに時間がなくて食べられてない方もいれば、朝は食事が喉を通らないといった方もいるとおもいます。

朝食べるタイミングがなかなか摂れない方は、ぜひ少しでも食事を摂ってみてください。

もし朝からなかなか食べられない、という方であれば、バナナ1本やおにぎり1個、プロテインだけでも飲んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は朝食を抜くことで下記のリスクが増大することを紹介しました。

・朝食を抜くと体内時計にズレが生じ、体重が増加して筋肉量が減少する

この体内時計のズレに関しては、食事を摂る以外の方法でも整えていくことができます。

体内時計を整える方法に関しては以前の記事にも簡単にまとめていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

規則的な習慣を作って、ぜひ一緒に健康的な身体を作っていきましょう。

今日はここまで。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。


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