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スペシャリストの特徴は「ぼっち」

前回の記事の中で、「私」タイプの人と「私たち」タイプの人がいるということを書きました。
 
「自分の目標達成」をモチベーションにしているか、みんなとの「一体感」をモチベーションにしているかで、大まかに2つのタイプに人を分けることができるという話でした。
 
「私」タイプは自分を中心に考え、前者のように「自分の目標達成」をモチベーションにしています。
「私たち」タイプは後者のように自分よりも、みんなとの「一体感」をモチベーションにしています。
 
そのように人のタイプを考えたときに、いわゆる「スペシャリスト」と呼ばれる人たちは前者の「私」タイプに多いのではないかと、ふと思いました。
 
その理由について、だいぶ個人の意見になりますが、記事にしてみたいと思います。



スペシャリスト(特定の分野で深い専門知識やスキル、経験を持つ人)というと、どのような職業を思い浮かべますか?
 
職人、弁護士、コンサルタント、デザイナー、パイロットなどが、私が今思い浮かんだ職業です。
 
一人で仕事をする場面が多い職業のように思います。
みんなと一緒に仕事をしたがらない、とまでは言いませんが、一人で仕事をすることが可能な人たちではないかと思います。
 
 
一人で仕事をしていると、自分で判断する場面が多くなりますよね。
これがスペシャリストならしめる要因なのではないかと考えます。
 
一つ一つの判断を自分でするすることの積み重ねによって、スペシャルな存在になっていくのではないかと思います。
ときには判断ミスをするでしょうが、それも自己責任でミスの理由を追及しますので、大きな経験になります。
 
一方でみんなと一緒に仕事をしていると、判断を共有しますので、成功しても失敗してもその責任は薄れるのです。
 
 
登山を例にしますが、登山家の中には単独で登ることを好む人がいます。
理由の一つには、行動の判断を自分でしたかったり、一人で判断する方がミスは少なかったりするのだと思います。
 
ミスをしてもそれが自分自身のスペシャルな経験になるのでしょう。
 
 
 
今回は、スペシャリストは一人で仕事をしている人が多いのではないか、という個人的な考えを述べました。
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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小林いさむ|公認心理師

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