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レインボーブリッジの完璧な歩き方

私はお台場に15年以上住んでいます。
そして、誰よりもお台場を愛していると自負しています。

そんなお台場ラヴァーな私がお勧めするNo.1スポットは、レインボーブリッジの遊歩道です。

東京に住んでいても、レインボーブリッジを歩いて渡れることを知らない人も多いと思います。

特に天気が良い日のレインボーブリッジからの景気は素晴らしく、お台場に来た人には全員歩いて欲しいと思うくらいです。

しかし、ここで大事なポイントがあります。
レインボーブリッジの遊歩道を全部歩くことはお勧めしません。

レインボーブリッジの遊歩道は、お台場から反対側の芝浦埠頭まで渡りきることが出来ますが、私がお勧めする歩き方は違います。

レインボーブリッジを満喫できる完璧な歩き方があるのです。
写真を使いながら解説しますので、ぜひ参考にしていただき、レインボーブリッジを歩きに来てください!

レインボーブリッジ遊歩道入口に向かう

レインボーブリッジは東京を代表する橋ですが、2層構造になっています。
上の層は首都高速道路になっていて、車しか走ることができません。
一方、下の層はというと車も電車も人も通れるのです。

遊歩道の入口は、レインボーブリッジのお台場側にあります。

[レンボーブリッジ遊歩道入口]

交通機関での最寄駅は、「ゆりかもめ」のお台場海浜公園駅です。
駅から遊歩道の入口まで徒歩8分程度ですので、途中のコンビニで飲み物を購入してから遊歩道に向かいましょう。
また、途中トイレがありませんので、事前にトイレに行っておくことをお勧めします。

遊歩道の入口はこちらです。

レンボーブリッジ遊歩道入口

遊歩道には営業時間があります。
季節によっても営業時間が変わりますし、閉鎖していることもありますので、事前に確認した上で計画を立てましょう。

開場時間
4月1日~10月31日 午前9時から午後9時まで(最終入場は閉館の30分前)
11月1日~3月31日 午前10時から午後6時(最終入場は閉館の30分前) 
休館日
毎月第三月曜日。祝日にあたる時はその翌日

階段を数段登っていよいよ遊歩道に入ります。

レインボーブリッジは、お台場から対岸の芝浦埠頭まで歩いて渡ることが出来ますが、繰り返しになりますが橋を全部渡ってはいけません。
ここが一番のポイントです。

芝浦埠頭側にはお店もほとんど有りませんし、橋を渡り終えたら電車に乗って移動するしかないのです。

また、芝浦埠頭側からレインボーブリッジを渡ってお台場に来る観光客の方も良く見かけますが、これもお勧めしません。
なぜなら、橋からの景観が素晴らしく、歩いていて気持ちがいいのはレインボーブリッジのお台場側の範囲だからです。

ではどうすれば良いのか。
私が自信を持ってお勧めするコースを紹介します。

レインボーブリッジの北側を歩く

いよいよレンボーブリッジの遊歩道を歩いて行きます。
すぐに分かれ道が見えて来ますので、右側のNORTH ROUTEを進みましょう。

突き当たりを左側に曲がります。

東京湾の素晴らしい景色が見えて来ます。

右手に東京湾を眺めながら、道なりに進みます。

頭上には何本もの道路が交差して、非日常の世界感を味わえる場所です。
少し進むと、左側に分かれ道が出て来ますが、真っ直ぐ進みます。

ここで一度立ち止まって振り返って見てください。

この不思議な景色は、お台場ならではの景色だと思います。
写真は昼間ですが、夜も綺麗でお勧めですよ。

元の道をそのまま進んで行きます。

NORTH ROUTE P30 Bridge piersが見えてきます。

私はここからの景色が一番綺麗だと思います。
レインボーブリッジと東京タワー、そして東京都心部の景色を一望出来るこの場所で、ぜひ記念撮影をしてみてはいかがでしょうか?

天気の良い昼間ももちろん綺麗ですが、夜景の時間もまた最高に綺麗です。
時間があれば、昼と夜2回来て見るのもお勧めです。

景色を堪能したら、先へ進みましょう。

歩いていると、左側を電車が通過することがあるかも知れません。
これは「ゆりかもめ」です。
レインボーブリッジの下の層は、中央に「ゆりかもめ」が走り、その両脇が車道、さらに外側が遊歩道になっています。

真っ直ぐ進むと、NORTH ROUTE P29 Bridge piersが見えてきますが、そのまま進みます。

さらに進んでいくと、NORTH ROUTE P28 Bridge piersに着きます。

ここからの景色も素晴らしいのですが、私のお勧めコースはここでUターンして戻ることになります。
なぜなら、ここから先は手すりの上に金網が張られているため、景色が見えにくくなってしまうのです。

レインボーブリッジの遊歩道は全部で1,523mありますが、ここはお台場から480mの地点です。
つまり、まだ三分の一にも満たない場所ですが、ここで折り返すのがベストなのです。
私を信じて折り返しましょう。

今来た道を引き返して行きます。

そして、NORTH ROUTE P31 Bridge piersまで来たら注意が必要です。
右手に分かれ道がありますので、右に曲がってください。

レインボーブリッジの南側に移動

ここからが私のお勧めルートの真骨頂です。
右に曲がると階段が見えてきます。

階段を降りましょう。

レインボーブリッジの下をくぐり抜けて反対側に移動します。
ここはレインボーブリッジの下側を間近で見れる面白いスポットでもあります。

反対側の階段を登って行きます。

反対側の遊歩道SOUTH ROUTEに出れました。

SOUTH ROUTEから見える景色は、NORTH ROUTEから見える景色と全く違うことに気づくと思います。
お台場を一望することができるのです。

このお勧めコースの一番のポイントは、レインボーブリッジの両側の遊歩道を歩けることです。
レインボーブリッジからの景色はどちらも素晴らしいものですが、SOUTH ROUTEとNORTH ROUTEでは見える景色が全く違います。

せっかくレインボーブリッジに来たのであれば、ぜひどちらのルートも歩いてみて欲しいのです。

しかし、その為に橋を一往復する必要はありません。
途中で折り返して反対側の遊歩道に移動することで、効率良く最高の景色を楽しむことができるのです。

反対側の遊歩道に出たら、右側に進みましょう。

左手にお台場の綺麗な景色を眺めながら進んで行きます。

SOUTH ROUTE P29 Bridge piersまで来ると、人工の島が左手の真下に見えます。

これこそがお台場の名前の由来にもなっている「第三台場」です。
私のお勧めスポットNo.2は、この「第三台場」です。
時間がある方は、レインボーブリッジの後でぜひ訪れてみてください。

このまま進んで行きましょう。

しばらく進んで行くと、SOUTH ROUTE P28 Bridge piersに着きます。
ここから先はNORTH ROUTEと同様に、手摺りの上に金網が張られていて景色が良く見えません。

ここからのお台場の景色を堪能したら、折り返しましょう。

右手にお台場の景色を見ながら、歩いて行きます。

SOUTH ROUTE P31 Bridge pieraまで来ると、いよいよラストスパートです。
ここから先は歩道と車道が離れるので、空中を浮遊しているような感覚で遊歩道を下っていくことが出来ます。

そして遊歩道を右に曲がると、出発点だった遊歩道の出入口が見えて来ます。

いかがでしたでしょうか?
私がお勧めするお台場のNo.1スポット、レインボーブリッジの遊歩道でした。

今回ご紹介したルートは、ゆっくり歩いても45分から60分くらいの時間で歩けると思います。
時間が無い方は、折り返し地点を早めにすることで、30分以内でも橋の両側を十分に楽しんでいただけると思います。

そして、レインボーブリッジからの景色は、季節や時間帯によっても全く違います。

ゴールデンウィークなどの気候が良い時期の、晴れた午前中などは青い空と青い海を堪能しながら歩くことが出来ますし、夏は午前中でも既に気温が30度以上に上がっている場合もありますので、気温が下がる夕方から歩くのがお勧めです。

夕日が沈む時間に合わせて歩き始め、夕焼けから夜景へと移り変わっていくレインボーブリッジからの景色を楽しめます。
季節や時間帯によっても表情を変えるレインボーブリッジの遊歩道を、ぜひ何度でも歩きに来ていただけると嬉しいです。

レインボーブリッジ以外のおすすめスポットも掲載しています

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お台場に住んでいても何度も通っている、美味しいお店も厳選して紹介しています。

「地元住民がおすすめするレインボーブリッジの完璧な歩き方とワンデイお台場満喫プラン」

お台場は、海と街が共存した日本のワイキキだと勝手に思っています^^
ぜひ皆さんもお台場に遊びにきてください!


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