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嫌いな自分



焦りと失望

世の中には僕なんかより大変な境遇の人もすごく能力の高い人もいて、自分は何をやってるんだという気持ちになります。
ほんとはそういう人もいるのだし自分はなおのこと頑張ろう、とか一緒に頑張ろうというくらいの気持ちでいたほうがお互いハッピーなのだと思います。
このプライドというか競争意識というか焦りを何とかしたいものです。
 自分がそういう目で見られていたらどう思うかと考えてみると、うーん、だから何、才能がないのかな、環境と噛み合っていないのかな、と思うでしょうか。あとはきっかけを掴めれば多分伸びるだろうから頑張って、とか、思うほど大きな差ではないこともあるしあなたの魅力はあるのだからそんなに気にしなくてもいいと思う、とかでしょうか。
 みんなが既に得ていそうなものを自分は得られていない、という感覚、それをカバーできるほどのものを持っていない、というかカバーしていたものを手放した挙げ句それに代わるものを身につけられていない自分への失望が大きいです。
 自分の在り方とか生き方、資質の問題です。
 自身の経験やそれを受けて決断したことがもたらしたものにどう向き合い次どうするのか、ということですね。

弱い自分


 僕は本当に弱い人間です。外敵と戦っていた頃は強く自分を保てたというかぎりぎり持ちこたえたかもしれないけど、やりたいことに集中していいと言われたときには、もう戦う心も能力も残っていませんでした。
 世の中もっと大変な状況の人や似たような状況でも必死に頑張って成果を出している人はいるのに、なんで自分だけこんなに弱いんだ、なぜ成果が出せないんだ、なんで自分だけこんな馬鹿で間抜けでコミュ力も協調性も記憶力も察する力もやり抜く力も夢も志も要領のよさも柔軟さも自信も自分もない愚かな人間なんでしょうか。

今度こそは

 目の前のことと向き合いながら、ひとつずつクリアしていこうと思います。ありがたいことに僕には応援してくれる親がいて、助けてくれる人がいて、誰かの世話をしないといけないわけでもなく、今のところ体は元気です。
 なんだかんだ恵まれているのです。
 今までの自分の行いを曲がりなりにも信頼してもらえているのかなとも思いますが、けどそれは運が良いだけです。たまたま僕は持ちこたえたけど、1つ2つ違っていたら、例えば母が途中で投げ出したり壊れたりしていたら、どうなっていたかわかりません。グレたかもしれないし、自分で自分を傷つけていたかもしれません。
 何というか、今度こそ、やりたいことに向かって進んでいけたらと思います。
 もう負けたくないし、やり遂げたいのです。

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