[詩] もっと
いつか見た夢は笑ってた
多分納得のいく日が送れてたのかな
繰り返される変化のない毎日は幸せで
繰り返される変化のない毎日は退屈で
幸せと退屈が追いかけっこ
「生きてるだけで」
「大切な人といれる」
「君が笑ってるから」
幸せ
綺麗事だし本音だけど
同じの中に少しずつ求める刺激を
探してもがく心
かゆくてかゆくて
手を伸ばしたけど
本当にかゆいところには
届かなくて
諦めて
少し忘れて
戻って
帰って
押し寄せる静かな波
ざわざわとどこかに
響き渡るたび
知らないふり
知らないふり
知らないふり
今日見た夢は泣いていた
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