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ジャンププラス新連載の料理系漫画が某漫画の絵柄に似ている件についてクリエイターとして思う事

168回目のNoteです。

今回はジャンププラス新連載の料理漫画が
某漫画の絵柄に似ている件について
クリエイターとして思う事について
お話して行きます。
これは作品名を出すかとても悩んだのですが
両作品の先生にご迷惑がかかるので
伏せさせて頂きます。 

事の経緯としましては
ジャンププラスで連載されている料理漫画の
主人公の少女が特に顔やキャラデザ
漫画のコマ割りシーンが某漫画に
非常に酷似していると言う内容です。

クリエイターとして正直に
お話しますとぶっちゃけ、
クライアント(編集部)に
「○○って漫画とか○○人気だから
似せてみたら受けるんじゃね」
や、
○○と言うイラストレーターの
絵柄に似せて描いてくださいと
実際に指示を受けた経験は
まぁ、正直に申し上げるとあります。

 ただ両方の作品を見てはみましたが
確かに似すぎてるなと思う部分は
幾つかというか殆ど存在してました。

 私の場合「似せて欲しい」と
言われた場合正直
そこで言われた通りに仕上げてはいますね
ただし、必ず○○要素が
存在しながらも「オリジナリティ」の
部分は入れるようにはしております。
そして余りにも度が過ぎる場合は
お断りしております。

 ただ中には、本当に中にはの
お話なのですが
「君の個性とか要らないから
売れる○○先生の描き方パクってから
やり直したら?」
と言う頭のイカれた編集もいらっしゃいます。
正直、
割とゴミ編集、おっと失礼、
無能編集部の言葉を真に受けて
自分の個性を出したいのにも関わらず
上の都合で出来なかった作家も
存在しております。
(能力があるにも関わらず非常に勿体ない話
なのですが)

正直憶測にすぎませんがこの料理漫画の場合
結構当てはまるのでは無いかなと
考えてます。
(外れていたら大変申し訳ございません。)
 
それにもかかわらず
何も知らない外部の人間がX上で
作品を叩いているのを見ると
一作家としてとても悲しい気持ちになりますね。

 どんなに「パクリ」と言われても
一作品を描き上げるには
「相当な労力」がかかります。
更に仮に「作家本人の意思」ではないとしたら
どうでしょうか?
こればかりは賛否両論ありますが
「絵柄や作風をパクる」にも
それ相応の技術力が必要です。

 現在では漫画はデビュー等せずに
SNSで拡散され閲覧される時代になりました。
もし仮に、この料理漫画が
公式ではなく非公式に
X上やピクシブで投稿されていたと
したならばやはり万バズはしてたかなと
は思います。

 なので両者の視点を持つクリエイターから
してみれば非常に歯痒いのです。
その他にも絵柄のパクリをしている
クリエイターはごまんといらっしゃいますし
この料理漫画(確かに似てはいますが…)
だけが批判されるのはちょっと違うのかなと
思いますね。

  私自身もコマ割りは
人気エロ漫画からパクることは
正直に申し上げるとあります。
(絵柄はオリジナルですが)
理由としては、
この目線誘導が一番読者に受ける点であり
 特にわざわざいちいち一から考えるよりも
圧倒的にコスパが良いからです。

 この話は賛否両論あるので
話半分に聞いて頂ければと思います。
  
 漫画家デビューとして一番のオススメは
完成させた作品を1番初めに
「編集部に持っていくのはNG」かなと
それよりも先にSNSに、投稿して
ある程度生の
「ああ、お客さんはこういう所がいいと思うんだ」
 「このシーンが直に刺さるんだ」
と生の意見を頂け
この「生の意見」が作家としての
モチベーションにも繋がりますし 
次作の参考にもなります。

はっきりお伝えすると
この確信が持てた時で持ち込みに行くのは
良いのでは無いかなと。

 仮に1番最初の作品をボロクソに
酷評されても見られたのは
「編集者」ただ1人だけですし。
それは勿体ないですよね。

 私が作品を会社に送る際
 「取引」のつもりで転送しております。
つまり、相手ありきではなく
「○○と言う漫画をかけますが
いかがでしょうか?」
と営業の様な形にしております。

 相手からしてみればそれはびっくりしたとは
思いますが逆にそちらの方が
 「○○さんはこういう絵が好きで
得意なのね~」
と個性を尊重された上で
コミュニケーションを取れるので
正直メリットしかありません

 ただ、先に編集部からお世話になると
「一から育ててやったんだから」
意識を持たされる事が大半でこれは
やる気を阻害されますし
仮に成功したとしても負のパターンに
永久に陥りがちになってしまいます。

 わりと第一印象って結構大事なんですよね笑
すこしいやらしい話になりますが
ある程度SNSで結果(フォロワー数や
万バズ)してから持ち込みに行く方が
当たり前ですが
相手からの信頼度は高いですし
尊重されるので
なにも装備品を持たずに
そのまま突き進むのはおすすめはしません。

話が大分逸れてしまいましたが
クリエイターの皆様の参考になると
幸いです。

今回のNoteは以上です。

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いいね、読者になって頂けると幸いです。
クリエイターの皆様が少しでも楽になればと
思います。
今後もよろしくお願い致します。

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