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海外旅行の記録~インド(ラダック⑤ダー村-2)

ダー村は牛やロバなど、家畜を飼っているので、匂いが村中に漂っています。 
女性は花で飾るのが伝統で、「花の民」と呼ばれています。
飾りをつけたお婆さんがいたので、パチリと写真撮影。
するとお金を要求されました。
欧米人の影響でしょう。 最初私は戸惑いました。

標高2800m、レーより少し標高が低いです。
お風呂がないので、用水路で体を拭きました。
乾燥地帯なので汗をかきません。
用水路で服を洗濯して干すと、夕方でしたが1時間で乾きました。
乾燥器より高性能かも。

翌朝お母さんが、地べたに座ってナンを焼こうとしていました。
私も火起こしをお手伝い。
小麦粉を練って、ちぎって丸めて、棒で平にしてから焼きます。
油をひかないのですが、くっつきません。
お父さんがチャーイを持ってきてくれました。

ミドルスクールを見学しました。
日曜日なので学生はいません。
学生は30人くらい、8クラスあります。
黒板は石で作られていて、チョークで書きます。

散策していると、家族で草刈りしています。
冬場家畜のエサになります。
刈った草を運んでいる女の子二人を撮影。
全然恥ずかしがりません。
単純労働を恥だと考えていない、当たり前の日常だと思っているのでしょう。
現代日本人はいろんな考えに毒され、貧しい=力仕事=恥ずかしい、と勘違いしてしまったようです。
文明に囲まれ生活している私たちは、文明に毎日追い立てられ、結局追い詰められた生活を送っているようです。

坂を上っていくと、14歳の姉と8歳の弟がいたので、スーパーボールとクレヨンをあげました。
しばらくすると友達を連れてきて、この子たちにもあげてくれと言っています。
簡単な引き算をメモ用紙に書いて、姉に解かせてみました。
解けないので、姉は弟に押し付けました。
数式と言うのは、英語以上に万国共通語だと認識しました。
私が持っていた双眼鏡に興味を持ち、子供達で取り合いになりました。

ミルクは酸っぱくて飲めませんでした。
風が出てくると、アプリコットの実が、ポロポロ落下。
暑くも寒くもなく、ジャストの気温です。

夕食の団らんで、日本の写真を見せました。
私の地元のお地蔵様の写真では、手を合わせて拝みました。
オ~、すごい。 信心深い人達です。
東日本大震災の津波の写真を見せると、こんな僻地なのに、ちゃんと津波のことを知っていました。

ホームステイしたおかげで、村人の生活を理解でき、コミュニケーションもできました。
これが病みつきとなり、私の海外旅行最優先事項が、「ホームステイできること」になりました。
ホームステイを職業にしているのは論外で、あくまでも一般家庭でのホームステイでなければなりません。

アプリコットの実がたわわになっています。
ミドルスクールの教室。
ミドルスクール
ダー村
草刈り
私の双眼鏡に興味津々
花を飾ったオバアサン。
食事

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