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アダルトチルドレンだった私がコンプレックスを克服した方法ー自分が好きになれないあなたへー

はじめにーコンプレックスになってしまう原因ー

この記事では、どのようにすれば「コンプレックス」から抜け出せるのか、元アダルトチルドレンの私が、経験談を交えながらお話ししていきます。

誰でも人より苦手なことや、弱い部分があるのは当たり前です。

それがイコール「コンプレックス」になるわけではありません。

コンプレックスになってしまう、原因があるのです。

始めに。
あなたは、幼少期を振り返って、次のような自覚がありますか?

  • 何気なく言われた言葉が、今もひっかかっている

  • 両親・家族に愛されなかったと感じている

  • 過干渉な親・家族の言うまま、自分を出したことがない

  • 周囲や兄弟と比べて出来が悪いと言われた

  • 学校でいじめに遭った

  • 家庭でも学校でも心を許せる人がいなかった

いくつ当てはまりましたか?

私は「言葉のひっかかり」「過干渉な家庭」「いじめ」の3つです。

残りの「愛されなかった」「出来が悪い」「心を許せる人がいない」は、半分該当して半分は該当しない、というのが正しいです。
ある場面では愛されたと感じ、ある場面ではひどく傷つけられた、ということなのです。

つまり、
苦手なこと、弱い部分を、身近な相手から「お前は劣っている」とダメ押しされることが、「コンプレックス」になるのだと考えます。

コンプレックスという心の澱(おり)

一般的に使われる「コンプレックス」は、「劣等感」と置き換えられることが多いです。

しかし、アダルトチルドレンが抱える「コンプレックス」とは、単なる劣等感ではなく、「心の澱(おり)」です

澱(おり)とは、ワインや果汁ジュースの瓶底にたまる沈殿物のこと、

心の澱とは、「幼少期に抱えた心の傷を、誰かに助けを求めたり頼ったりすることができず、ずっと吐き出されずにつもり溜まったもの」
と考えます。

  • 機能不全家庭に生まれた子どもが、自信が持てないまま育ち、存在価値を見失ってしまう

  • 学校や外のコミュニティで傷ついた心を、受け止めてくれる大人がいないため、自己否定の感情を持ってしまう

  • 不満や悲しみと言った負の感情を吐き出すことができないまま成長し、大人になってしまう

そんな長い時間をかけて溜まった「心の澱」が、アダルトチルドレンを苦しめているのです。

私の場合

①醜い女の子

私が、容姿について「かわいくない」「太っている」と卑下するようになったのは、幼い頃、毎日のように父から「ブス」「デブ」と言われたことが原因です。

今ふり返っても、「ひどい親」ですが、一つの理由は親が精神的に未熟で、自分の不満や不安のはけ口が娘だったのだろうと思います。

親に言われ、常々気にしているところに、同級生の男子に言われたりしたら、トラウマになりますよね。

実際、天然パーマだったり、小学校高学年くらいから太ってきたこともあり、思春期を迎える頃には、完全な「コンプレックス」となっていました。

②いじめ

私は、良くも悪くも「目立つ」存在でした。

小学校、中学校とイジメにあったのですが、友達がいない訳でもなければ、居場所がない訳でもない。
でも、ある日突然、無視をされたり悪口を言われたりする。

気にしないように、傷ついていないように振る舞っていましたが、いじめっ子からすると、そういう態度が鼻についたのかもしれませんね。

小学校での忘れられない記憶があります。

喘息で1週間ほど休んで登校した日。
男子がストーブの周りに何人かいて、話しかけられました。
何だろう?と思って見ると、加湿用のたらいに何かをぐるぐると・・・。
「地獄の釜ゆでの刑だー」

クリスマス会か何かでプレゼントを持ってくる企画があり、私があげたキーホルダーでした。

さすがにショックで、どう返したか覚えていません。

男子=苦手な存在、という構図ができあがってしまいました。

そこまで嫌われる自分て何だろう?
生きている意味あるのかな?
どんどん自分が嫌いになっていきました。

学校に行くのが嫌で、でも家にいるのも嫌。

死んでしまったほうが楽かな・・・と、毎日毎日悩んでいました。

一番の不幸は、イジメで傷ついている私の心に、両親が寄り添ってくれなかったことです。

コンプレックスを克服した方法

①コンプレックスの過程と向き合う

はじめにコンプレックスに向き合ったのは、大学4年の時です。

就職が決まり、新しい人間関係を築いていくのに、何とかしなければと危機感がありました。

ある時、心理学の授業で「相手に求めたり、不安になるのは、あなたが自分に自信がないから」「相手を愛す自信がないから、愛しているかを聞いてしまう」と学びました。

そこから心理学の本を読み、コンプレックスを克服するには心と向き合う必要があると気づいたのです。

実際、幼少期の体験、いじめの体験に向き合い、「そのことが原因で傷ついてしまったんだ」と認識しました。

②心の澱を吐き出す

原因が分かっても、心の傷を昇華できなければ克服はできません。

原因となった出来事、その時の感情を書き出すことをしました。

「どんな気持ちになったのか」「自分自身をどう思うのか」
何度も何度も書きました。

書いていると悲しくなります。
わざと声を上げて泣くようにしました。
感情を溜めていたから悪化した自覚があるので、1人の部屋で罵詈雑言を叫びました。

カウンセリングは利用しませんでしたが、今は、気軽に話を聞いてくださる所もたくさんあるので、頼ってみるのもいいと思います。

③自分のよいところを見つける

過去を見つめ、心の傷を昇華させる。

ずいぶん時間がかかりましたが、心は軽くなりました。

あとは、自分を好きになるためにどうしたらいいか?です。

私は、「自分のよいところを見つける」ようにしました。

日中は心の余裕がないので、夜寝る前に考えるようにしました。

・撃たれ弱く傷つきやすいけど優しい
・面倒見がいい
・愛情深い

などなど。思ったよりもたくさん見つけられました。

同時に、昔はできなかったおしゃれをしたり、美容院で髪をストレートにしたりし、自分自身を好きになる努力をしました。


コンプレックスは克服することができます。

あなたの心の澱が溶けて、澄み切った人生が送れますように。

今から一歩を踏み出しませんか?


最後に

読んでいただき、ありがとうございました。

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