中学時代の友人が亡くなった。
ある朝、起きてこなくて家族が見に行ったらもう冷たくなっていたそうだ。
別に体調に問題はなかったらしい。　
あと30年くらい先なら、良い逝き方だろう。

突然過ぎて頭の整理がつかない。
でも、ふと思うことがある。

彼女はどんな思いでこの世を去ったのだろう？
この答えは誰もわからない。自分の中で、「こうだと救われるな」と考えるしかない。少なくともいま安らかであることを祈るしかない。自分がこの世を去るときも同じだな。だから、伝えたいことは日頃からきちんと伝えておかねば。

日常はかわりなく移ろう。
私はいつものように仕事をする。秋は深まり冬へと移っていく。

そろそろ終活をしよう。　
残された人が困らないように思いつくたびにノートに記しておこう。
要らないものの処分も加速させよう。
そうしておくと、気がかりなことが1つ片付くような気がする。