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非モテレズビアンのはじまり①

みなさん、こんにちは。非モテビアンのさつきです。
今日は、私のレズビアン人生について、自認に至るまでを書いていこうと思います。

高校時代

高校時代は、恋愛にほとんど縁もなく過ぎていきました。
部活漬けの毎日で、クラスの人とかかわる機会もなく、部活の子しか友達のいない高校生でした。

女の子も男の子も好きだなと思うこともなく、周りの子もなぜか恋愛の話を全くしない人ばかりだったので、恋愛感情を誰かに抱かないことについて、とくにネガティヴなことだと思うこともありませんでした。

この頃はまだ自分が男性を好きになると思っていたので、部活で忙しいし、クラスの男の子にいい人がいないんだとか、大学に行ったらいい出会いがあるとか思っていました。

高校時代の恋のようなもの?

ただ、ちょっとした恋のようなものはありました。

部活を引退した3年生の2学期ごろの話です。

選択体育で一緒になる違うクラスの女の子がかわいいなと思っていました。その子は1年のころから廊下ですれ違う時に、ちょっと顔が好みだなと思って、推してました。

1年のときは、恋だとか全く思っていなくて、他の友達も女の子に対して、かわいいとか好きとか推しって言っていたので、そんなもんだと思ってました。

けれど、体育の卓球でたまたま同じグループになって、試合をしたとき、ちょっと笑って「うまいね」と言ってくれて、結構がっつり心をつかまれました(笑)
その笑顔と声の感じとか、そんなことを言ってくれるんだという驚きとかにやられました。
振り返ると、自分でもちょろいなって思いますね。

で、その子とは、体育以外に接点がなかったので、どこかで接点が欲しくて、その子と同じ競技を選んでました。友達はみんなバトミントンに行ったのに、一人だけハンドボールしてました。これは恋ですね。

けれど、受験が忙しかったのとか、そのころは恋じゃないと思っていたのとかで、体育以外で話すこともなく、卒業してしまいました。大人になって、高校時代に女の子と付き合ってたという話を結構聞いて、言ってみれば何か変わったのかなと思わなくはないですが、自分にはそんな勇気はないですね。

コロナ禍とともに始まった大学時代

ちょうどコロナが発生したときに、卒業した世代の私。
学年集会みたいな卒業式で高校を追い出されました。ちなみに、卒業式のあと、友達とご飯に行ったのですが、卓球の例の女の子も同じお店にいて、よっぽど声かけようか迷いました。さすがに不審すぎてやめました。

大学からはひとり暮らし。引っ越したものの、コロナのせいで最初の1,2週間ほど授業も全くなく、外に出るなと言われるし、知り合いも周りにいないしで、6畳の部屋に閉じ込められて鬱々とした毎日を送っていました。

そのころ暇すぎて、ニュースを見たり、セクシュアリティなどそれまでよく知らなかったことについて調べたりしていました。
そのときに知ったことや考えていたことが、今の自分につながっているなと強く感じています。

その中で出会ったのが、「アセクシュアル」でした。調べながら、アセクシュアルの考え方にすごく共感してました。でも、自分がアセクシュアルだとかは全く思わず、「大学に行けばいい人がいる」とずっと思ってました。


まだまだレズビアンのレの字も出てきませんが、大学に入ってから性的指向が大きく動いていくことになります。続きは後日書きます。




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