奥野煌永

会津の新米日蓮宗僧侶。 感情と思考の整理。

奥野煌永

会津の新米日蓮宗僧侶。 感情と思考の整理。

マガジン

  • 喫茶ゆるゆる

    喫茶店・カフェ・おしゃれパン屋をこよなく愛しています。行った店の記録。

  • 小説だらだら

    空想と現実の境界が曖昧な小説を書いています。ただの駄文です。

  • 日記つれづれ

    煌永の日常をだらだら。思考と感情の整理。駄文ですがお好きな方はどうぞ。

  • 仏事あれこれ

    自分の勉強・記録用として、仏事のことや地域の慣習などをまとめていきます。

最近の記事

新宿の喧騒を眺められる店【珈琲茶館 集 プレミアム新宿店】

先日、東京でのスケジュールを詰め込みすぎて、新宿で途方に暮れていた。 はやく、はやく避難場所を…。 どこか休める場所を…。 すると「集」の看板が目に入った。 一度行ってみたいと思っていたけど 確か珈琲一杯1000円のお高い店では…。 もういい…ここでいい。 ここにしよう。 あまりの疲弊に判断力はぶっ壊れていたが、階段は登っていた。 案の定、飲み物全て900円オーバー。 どうせだったら飲みたいものを飲み、食いたいもの食おう。 アイスカフェラテとモンブランを注文。 モ

    • わたしの好きな場所【喫茶店カフェ記録をはじめるよ】

      久々のnote投稿。 この数ヶ月、心穏やかに文章を綴ることが出来なかった。 住職が入院したことが一番大きかったが、note執筆に変なハードルを上げて気負ってしまった。私も少し元気になってきたので、もっと自分の好きなことや身近なことに範囲を広げて気楽に書きたい。 私は大学生の頃から喫茶店やカフェを巡るのが大好きだ。 食べることも含め、そこの空間ごと好きになる。 そして就活中落ち込んでいる時、カフェに本当に救われた。 一人でいることも肯定してくれて、一人でも寂しくない場所。 お

      • 愛子さまの和歌 千年後も残る言葉【お経と韓国ドラマ】

        つい先日、愛子さまの和歌が話題となった。 今年の歌会始の儀のお題は「和」 大学で古典文学を学んでいたという愛子さまは、 時代を超えてきた言葉が、自分の心に響いていくる感銘を詠んだ。 SNSなどの反応では 「感動した!」「涙が出ました!」などの声が寄せられた。 愛子さまの、遠い時代の人にも思いを馳せれる感性。 読んだ人は愛子さまの成長を感じ、心を打たれたのではないか。 和歌の教養がない私でも、スッと言葉が頭の中に入り、素敵な歌だと思えた。 何より気に入ったのは「幾年の難き

        • 小さな決断と行動【IKEAのカーテン】

          昨日、注文していたIKEAの荷物が届いた。 私はもう4年程前から、お寺勤務兼こども部屋おばさんである。 少しずつ部屋を改造するため、 数年前、子供の頃から吊るされていたレースカーテンを洗濯機にかけた。 すると、繊維が床にボロボロ落ちるくらい傷んでしまった。 そこからずっとレースは無し。 家具を紫外線で痛めたくなくて 出来るだけカーテンを開けずに過ごしていた。 しかし今月、IKEAのセールに便乗してカーテンを購入。 お試しのつもりだったが、取り付けて部屋が一変した。

        新宿の喧騒を眺められる店【珈琲茶館 集 プレミアム新宿店】

        マガジン

        • 喫茶ゆるゆる
          2本
        • 小説だらだら
          0本
        • 日記つれづれ
          1本
        • 仏事あれこれ
          3本

        記事

          旧田中角栄邸全焼 田中眞紀子氏『線香を…』 なぜ線香をあげるの?【仏事のこと】

          新年早々、ショッキングなニュースが連なる。 この火災事故も、なかなかの衝撃だ。 線香で家が丸焼けに…⁉︎ 私にとって線香は身近なだけにショックだ。 本当なのだろうか。正直、このタイミングで様々な憶測や邪推をしてしまう。 でも、私のような庶民に本当のことは分からない。 ただそれ以上に気になったのは、 私とは縁遠いような大物政治家の娘・田中眞紀子氏が 「線香をお供えする」人だったことだ。 この記事では、なぜ線香をあげるのかということに注目したい。 なぜ線香をあげるの?香り

          旧田中角栄邸全焼 田中眞紀子氏『線香を…』 なぜ線香をあげるの?【仏事のこと】

          一家代(いっけだい)ってなに?会津の言葉?【葬式のこと】

          一家代(いっけだい)という言葉をご存知だろうか? 私にとっては、葬儀の前後でよく耳にする言葉だが どうやら、会津(福島県西部)特有の表現らしい。 少し紹介したい。 一家代の意味一家代とは、喪主(葬儀の主宰者)のサポート役にまわり、 葬儀の実務を取りはからう人のこと。 喪主は、大抵故人の親族であるため、 死の悲しみに暮れて葬式の準備など手につけない。 葬儀の事務を執り行い、遺族を助けるのが一家代の役割だ。 一般的には、「世話人」「世話役」「寺係」などと呼ばれる。 具体的

          一家代(いっけだい)ってなに?会津の言葉?【葬式のこと】

          貴方に会えて“コウエイ”です。奥野煌永って誰?【自己紹介】

          この記事に辿りついたということは 少なからず、私に興味を持ってくれたはず。 奥野煌永って誰?変な名前。と思ったそこの貴方。 少し自己紹介をしたい。 私は29歳女の日蓮宗僧侶だ。 福島県会津の寺に生まれ、高校生までここで育った。 紆余曲折を経て約3年前に仏道へ入り、 今は両親と共に自坊で暮らしている。 実をいうと、自分が僧侶になるとは思わなかった。 本当は音楽の仕事をしたかったのだ。 でも当時は自信がなく、大学も就職もそっちの道を選べなかった。 今は趣味で音楽を作っている

          貴方に会えて“コウエイ”です。奥野煌永って誰?【自己紹介】

          表現しなければ、出会うべき人に出会えない。

          今までお寺のインスタで日記を書いていたが、 これからはお寺と個人を分けて表現していこう、と思い立った。 お寺アカウントに個人的なことを書く躊躇いも理由の一つであるが、 私が「表現」するという事がいかに大切だったかに気づいた。 きっかけは別の名前でやっているnoteだ。 というのも、去年深く思い悩む出来事が発生した。 怒りと悔しさと悲しさで胃が焼けそうだった。 特定の個人というより、もはや社会に対す不満?みたいになり 誰に相談しても上手く消化できないし、 かといってこのまま抱

          表現しなければ、出会うべき人に出会えない。