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映画 フルメタルジャケット


今日紹介するのは、とても思い出に残ってる映画です。

と言っても、感動的とかではなく。

ある日、家にいて、テレビでWOWOWにチャンネルを合わせたら、たまたま放送していた映画です。

なんとなく見ていたら、そのうち怖くなって、怖過ぎて凍り付いて身動きが取れなくなってしまい、そのままラストまで見てしまったという顛末の結構衝撃的な映画です。
そんな経緯で心に残っている映画です。

その名も、フルメタルジャケット。

後から知ったんですが、監督がスタンリーキューブリック。

これが伝説のスタンリーキューブリック!と思い知った感がありました。

※時計じかけのオレンジやシャイニングも見たことあるのですが、私にはフルメタルジャケットのインパクトが忘れられません。

あんな視覚的にヤバい映画は自分の人生で初めての体験だったので、そういう意味では感動的でした。

ちなみにこの映画は、ベトナム戦争を描いた映画です。

またこの映画にはとある噂があります。
それがこちら。

幻のシーン、生首サッカーは真実か?とあります。

で、結論から申しますと、
少女の首でサッカーは事実です。

少女の首で米兵がサッカーをするシーンがあった、という噂ですが、私は普通にWOWOWでそのシーンをこの目でしかと見ました。

なので事実です。なぜそんな重いシーンが普通にテレビで放送されたのかは不明ですが衝撃的過ぎて忘れられなかったので覚えてます。

エンディングのあたりにそのシーンは流れました。

後から、都市伝説みたいになっちゃってるのを知って驚きました。

そのシーン、ちょっと見た感じだと、
そこまでやらないと米兵さんの心理的に、気が済まない感じに私は受け止めました。

見せしめにすることで、相手の少女を1人の兵士として讃える為に、敢えてきちんと対峙してる様な、認めてるような、それだけ相手が強かった的な、そんな風にも受け止められましたし、また大勢の仲間を殺されたことへの仕返しとも受け止められました。

初めそのシーン見た時は、目の錯覚かと思ってかなり引いたというか、びっくりした記憶があります。

そんな残酷なことをするような性格の米兵たちではなかったはずなので、そのあまりのギャップに愕然とした記憶があるのです。まさに幻のようなふわふわとしたシーンでした。

もちろん監督の意図はわかりませんが、私がラストの対比で感じたことは以上になります。

不自然な流れだからこそ、頭から離れられない衝撃として余韻が残った感じです。

でも過激すぎるから、なくなったんだと思います。

でもその幻のシーンなくても素晴らしい映画なので見応え十分。気になる方はぜひ見てみてください。

二部で構成されていて、緩慢さの中にも許されない緊張感がある、密度があるって感じの緊張感で、良い感じに凝り固まります。画面から目が離すことが許されないような緩慢なキツさ。

あと、この映画はサントラも素晴らしかったです。


フルメタルジャケット、日本の予告編になります。


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