【朝コラム】蝉とそよ風にどっちつかずの暑さ

ご覧いただきありがとうございます。

本日もみなさんと私自身に、心からエールを送ります。
陰ながら応援していますので、どうか届きますように!

おはようございます!
Yu(ゆう)です。

早速、1作目の朝コラムを公開したいと思います。
これから朝コラムを公開する際は、タイトルに【朝コラム】と記したいと思います。

今回は、今朝の私の出来事を綴らせていただきます。
あなたの貴重な朝に、ほんの少しでも晴れやかな心地をお届けできましたら幸いです。

本格的に、夏、到来

ここ最近は、朝から晩まで、と言わず、いつの日かの朝からずっと暑い日が続いています。8月を前に真夏に突入したのでしょうか。

私は個人的には、夏は好きです。

太陽の日差しは強く、日陰も変わらず灼熱で、冷たい飲み物も一瞬でぬるくなり、何ならあっという間に温かくなってしまう。

朝夕に水をあげた植物たちは少し目を離すと萎れそうな様子で、かと思えば、夏野菜は毎日ものすごい勢いで背を伸ばし、根を広げ、朝夕と豊作。

風鈴の涼しい音を掻き消すように蝉が鳴き、ほんの一瞬窓を開ければエアコンや扇風機の頑張りは水の泡。

買い出しでは、そうめんやとうもろこし、スイカなどに夏らしさを連想しつつ、それよりも外の熱気から逃れ、スーパーのひんやりとした冷気に生き返る。

一歩外へ出ると、一瞬で溶けそうになるが、少し経つとエネルギーを感じる気もしなくはない。が、やはり暑いのでお店に入ったり出たりしてやっと目的地へ行き帰宅する。

建物の中と外で極端な温度差に晒されるため、どんなに暑い日もカーディガンは必須。なのに、口の中に感じる氷の冷たさはどこでも同じで、世の中すべてが熱くなっている訳ではないのだと安心する。

私の夏は、ひとまずこんなものです。
私にとって夏はこんなように体感していて、個人的にはそんな夏の日々は好きです。

今日の朝

私の暮らす家の前に、一本の木が立っています。
その葉が、ちょうど私の部屋の高さで、空へ向かって伸びる様子が窓からよく見えます。

ここ数日は日差しが強いので、葉の向きによって鮮やかな緑色が真っ白に見えます。
風が吹いて葉が揺れる度カサカサと音を立てるのは、その子の性質なのか、それとも潤いが足りていないのでしょうか。

今の私には、色の映り方や植物の生態に関する知識がなく、理由は分かりません。

なぜ、夏は暑いのかも分かっていませんが、とにかく今日の朝も暑いです。

そんな今日の朝、近くに蝉の鳴き声が聞こえました。
ミンミンと、こちらの心が折れるほど、大きく力強く鳴いていました。

姿は見えませんが、確実に近くで鳴いています。
きっと、家の前の木に留まっているのでしょう。

蝉の鳴き声により一層暑さを感じてしまう中、そよ風が吹きました。

葉が穏やかに揺れ、サワサワと涼しげな音を立てます。
風を肌に感じるだけでなく、何かが動く様子を見るとしっかりと涼気を体感できます。

夏の朝のそよ風は、日中に吹いている熱風ではなく、清々しくさらっと流れているようでした。

蝉とそよ風

蝉の鳴き声に暑苦しさを感じながら、清々しく流れるそよ風に涼気を感じる。

非常にどっちつかずです。
どっちつかずの暑さに朝から困惑しています。

暑苦しさに涼気、共存していることを知ったのは今日の朝が初めてでした。
今まで夏は涼しい場所を求めて生きてきたので、暑い・涼しいにしか意識がありませんでした。

もっというと、夏は暑く、冬は寒い、と漠然とした印象しか持っていませんでした。

この世界はすべてバランスのもとに成り立っていて、調和がとれているのでしょう。
表裏一体、表と裏は全く同じ質量で存在しているのでしょう。

もし、そうだとしたら、私たちに起こる出来事も表裏とあるはずです。
どちらか一面を見ると難題な出来事も、もう一方の面を見ると対処できそうな出来事だったりするのかもしれません。

そう簡単に表裏と捉えることはできませんが、一度冷静に事実確認をすることが大切なのかもしれません。
すると、もしかしたら、心の底から悲観しなくても、大概のことは心の持ち用次第で素晴らしい経験値となり、今後の糧にできるのかもしれません。

などと考えながらも、私は、次第に弱まるそよ風に対して、力の限り泣き続ける蝉の声に耐えきれず、涼気よりも暑苦しさを感じ、て、い

るかと思えば、また気まぐれに清々しく流れるそよ風の涼気と優しい感触が心地よく、蝉の声も夏の風物詩として許容しようとして、いた、り、、

結局出勤の時間までどっちつかずの暑い朝を過ごしました、とさ。ーー

初めての朝コラム、拙い文章ですが楽しんで書くことができました。
今までは読むことが好きでいましたが、書き物の面白さを知ることができ充実した朝となりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Yu

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