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考えるな、感じろ。

こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。

今日は散髪に行ってきました。

生きていると考えなきゃいけないことってたくさんあるよなーと思うんですが、もちろん散髪に行くときも例外ではありません。

散髪に行くときに最優先で考えなければならないこと。

それは「今日どんな感じにします?」に対する回答です。

まあ当たり前ですね。髪切りに来てるんだから。

何かしら言わなきゃ美容師さんどうしようもないですから。

美容師さんは素敵な笑顔で優しく聞いてくれますが、僕はある程度本格的な緊張感をもってその瞬間に臨んでいます。

それはやはり、美容師さんの素敵な笑顔を曇らせたくないという気持ちによるものです。

自分の希望が、自分の髪質、髪の長さ、骨格などに対してあまりにもチャレンジングなものになっていないか。

つまり自分の注文が美容師さんを困らせてしまわないかという不安を孕んだ状態で本番を迎えているわけです。

そのため、美容院の予約を取った後、じっくりとヘアカットのオーダー内容を考えます。

僕のオーダーのパターンとしては大まかに2つあります。

1つは、「前髪の長さは~、横の長さは~、襟足は~、ドリンクバーは~、ライスは大盛りで~、、、」とか細かく希望を出していくやつです。

これはほとんどすべて自分の希望通りに切ってもらうので、仕上がりが思ってたんと違う状態にはなりにくいです。

しかし、自分の喋る量が多くなり1文の長さが長くなるので、息継ぎをうまくしないと最後までオーダーを伝えきれません。酸欠を起こして。(これは僕だけだと思います。)

もう1つはインターネットでヘアスタイルの写真を探して美容師さんに見せつけるパターンです。黄門様の印籠のように。

これは、少なくとも僕側からすると非常に楽です。

多くを語らなくても僕のイメージを伝えることができますからね。

基本的にはこっちのパターンでオーダーしています。

で、やはり写真選びもなかなか時間のかかる作業なんですね。

僕が本格的に美容院に行き始めたのって大学に入ってからなんですけど、最初は写真を見せるのもなんか恥ずかしかったんです。

インターネットで見つかるヘアスタイルの写真ってやけにかっこつけてるじゃないですか。

モデルさんだしそりゃ仕方ないんですけど。

それを見せるのがなんか、自分も同じようにかっこつけてる気分になっちゃって。

今ではそんなこと思わなくなりましたが。

でね、もっと恥ずかしかったのが芸能人の写真を見せることなんです。

ヘアスタイルの写真は言ってしまえばそういう用途を想定して撮られてるものじゃないですか。

でも芸能人の写真ってそうじゃないし。

見せたときに、「こいつ菅田将暉になろうとしてるやん!」とか思われそうで。

実は今日まで芸能人の写真でオーダーしたことはありませんでした。

今日はいつにも増して個人的な緊張感をもった中で、美容師さんにある俳優さんの写真を見せました。

すると、「了解です!」

と非常に軽やかに、カジュアルにオーダーが通りました。

仕上がりは非常に満足いくもので、僕のささやかな、個人的な挑戦は成功に終わったということになります。

美容師さんに「俳優になろうとしてるやん!」とは思われているかもしれないけど。




、、、いや考えすぎでしょ。終始。髪切るだけなのに。

なぜこんなにも考えてしまうのでしょうか。

妖怪のせいでしょうか。

まあとにかく、考えなきゃいけないことは多いんです。人生ってのは。

考えることが多すぎて疲れちゃった!って人は、

考えるのをやめて、感じてみましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございます!

結局僕がどの俳優さんとお揃いのヘアスタイルにしてもらったか、気になるでしょう。

今はヒミツです。いつか公表しちゃう日が来るかもしれません。


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