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結城りんね
忘れられない人との出会いをここに残しています。
僕の文章のサイトマップみたいなのをせっかくなので作っておこうと思います。 まず大まかにタイトルに「」がついてないものがエッセイみたいなものです。 で、「」がついてるものが小説です。 それぞれのアルバムで一番多くスキをいただいているものをトップに持ってきてます。 1st Album 【一期一会】 僕の人生での人との出会いを記したものたちを収録しています。 こんな自分にも。 大好きなもの。 忘れられないスリーショット。 なんともいえない。 幸あれ。 絶対に譲れないもの
(前回までのお話) 「個別相談」(1) 「個別相談」(2) 人は基本的に自分が話したい生き物なのだ、というのが橘の持論だった。なにか話したいこと、言いたいことがあるというのが、ある意味人の健康的な状態であるとまで考えていた。それで言えば、橘は基本的に不健康な状態にあった。 朝倉も彼と同様の状態にあると橘は思っていた。そして目の前の彼を見るに、いよいよその不健康な状態が限界を迎えてきているという、切羽詰まった雰囲気を感じ取ることができた。 「どこかを旅した話なんかど
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。 趣味友っていますか?みなさん。 僕の人生を振り返ってみると、案外趣味友っていなくて、長く付き合いがあるのはどっちかというと趣味が合わない友人だったりするんです。 これはどうしてなんだろうか。 これについて考えるにはまず、趣味ってのはどういうものなのか。ここから考える必要があるでしょう。 趣味といってもいろいろありますよね。 何かをコレクションしたりだとか、スポーツをしてみるだとか、誰かを推してみるだとか。 まあ挙
こんにちは、今日もお疲れ様です。 以前、愛媛の道後温泉に旅行に行きました。 なんだかんだ旅行は温泉に限るね。 温泉に浸かるのって人生有数の「生きててよかった」と思える瞬間ですよね。冗談抜きで。 道後温泉には特急しおかぜという列車に乗って向かった。 実は初特急だったんだけど、なかなかよかった。 座席が新幹線っぽくて好みでした。 なんと言っても窓から見える海が素晴らしくて。まさに感無量というところ。 しかしそんな特急しおかぜくんの手によって、僕は手厚い洗礼を受けるこ
こんにちは、今日もお疲れ様です。 虫の知らせとよくいいますが、なにかよくないことが起こる予感みたいなのって、みなさんキャッチできるタイプですか? 僕は基本的にネガティブなので、嫌な予感がする!というより、うまくいかないイメージしか湧き起らない、、、みたいなタイプです。 そんな人には、これは何かいいことが起こるぞ!となんとか前を向けるようなものが示されてほしいと思う今日この頃です。 僕は大学1年の終わりから2年にかけて10回くらい連続でバイトを不採用になるという功績を残
(前回のお話) 俺に似ているんだ。 橘は朝倉の顔を見て、そのことを思い出した。橘が生徒について記憶している情報は非常に限られていた。名前と彼が教える地理の試験の点数のみである。しかし朝倉のことだけは、顔と雰囲気までもが印象に残っていた。朝倉も橘と同じように基本的に表情を作らなかった。整った顔立ちをしており背も高かった。決定的に橘と違うのは、無表情ではあるが無ではないところだった。橘にはない人間味のようなものがそこにはあった。 こいつは好かれるだろうなと橘は素直に思った
「橘先生」 突然名前を呼ばれて返事が不自然にワンテンポ遅れた。初めて先生と呼ばれた新任教師のように。 「個別相談。今日の放課後、一件入ってますよ」 教頭はその事実をまだ理解できていない様子を隠すこともなく言った。目力の出し方を忘れ去っていたように見えていたその目は、自分の前世を思い出したかのように見開かれていた。 不登校生徒の保護者からのクレームに対する施策である個別相談システムの導入以来、教師側としては、なんとなく共通認識としてあった生徒からの人気、不人気のラインが
「ドリンクバーで烏龍茶飲む人ってほんとに嫌い」 彼女は吐き捨てるように言う。 「烏龍茶だって立派なドリンクだよ」 我ながら頼りない声で答え、メロンソーダをひとくち飲んだ。 「じゃあどうしてこんなに腹が立つの?ドリンクバーを頼んで烏龍茶を飲む人を見ると」 彼女は真剣に怒っているようだった。 「麦茶派だからじゃない?」 「私は緑茶派よ」 彼女はアイロンで器用に巻かれた髪を執拗にかきあげる。僕には関係ない話なのだが、なんとなく申し訳なさそうに僕はメロンソーダを飲む。 僕ら
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。 もう3月も半ばということで、引っ越しシーズンですよね。 かくいう僕も絶賛引っ越し作業中です。 一人暮らしの部屋から引っ越しするのって初めての経験なんだけど、なんていうかやっぱり、物ってあんまり増やすものじゃないね。 面倒が臭すぎる。 実家にいたときはあんまり実感したことなかったんだけど。 僕はとんでもない物欲お化けを胸の中で飼ってるわけではないんだけど、物欲座敷わらしぐらいはたぶんいるんですよね(?) そんで食べ
こんにちは、結城りんねです。 お久しぶりの有料記事です。 ここ数年ずっと、密かに思ってたことがあって。 なんか、先駆けたいなあと。 子どもの時から、すでに確立されたものを踏襲してそれを完璧にこなすみたいなのが、たぶん得意だったんです。 それはまあ自分の強みの一つとして喜ぶべきところなんでしょうけど、
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。 よし!文章書こう!ってなってるのに、なんか筆乗らねえなあってとき絶対あるじゃないですか。 書きたいことがあるのにまとまらないとか、そもそも書きたいことがないとかいろいろと原因は考えられるんですけど、 僕の中で、うまく書けないときって人の顔が頭に浮かんじゃってるんだろうなあとずっと思ってたんです。 まあ読者ですよね。それがあるから人の反応を意識しちゃってうまく軌道に乗っていけないんだろうと。顔色を伺ってしまってるんだろう
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。 ※今回の内容は少々汚い内容となっていますので、お食事中の方、汚いものが苦手な方はご遠慮ください。 それなりに生きていくと、自分の心を掴んで離さない人との出会いが多かれ少なかれあるものです。 今日はその中の1人を紹介します。 彼は高校の時、クラスメートだった友人です。 すごく低音ボイスでゆっくりと喋るんですが、気さくでとても頭の良いやつでした。 正直仲良くなったきっかけみたいなのは全く覚えてないんですが、彼にはよく一
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。 僕は小学生の時、父親の転勤の都合で転校生というものを経験しています。 転校っていうのは人生の中でも指折りの刺激的な出来事なわけです。 子どもですから、まあ多少のストレスはあるんですが、個人的には一回くらいやっておいても悪くないんじゃないかなと思ってます。 やはり転校生っていうのはものすごく注目を集めるわけです。 学内新聞があれば間違いなく一面をかっさらうことができるでしょう。 前学校でどのような振る舞いで過ごしてい
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。 今日は散髪に行ってきました。 生きていると考えなきゃいけないことってたくさんあるよなーと思うんですが、もちろん散髪に行くときも例外ではありません。 散髪に行くときに最優先で考えなければならないこと。 それは「今日どんな感じにします?」に対する回答です。 まあ当たり前ですね。髪切りに来てるんだから。 何かしら言わなきゃ美容師さんどうしようもないですから。 美容師さんは素敵な笑顔で優しく聞いてくれますが、僕はある程度
こんにちは、今日もお疲れ様です。結城りんねです。 ひとり○○って、結構みなさんされますかね。 ひとりカラオケとかひとり焼肉とか。 僕はわりとひとり○○いける方で、(というか友達がいないのでいけるようになるしかなかった)大抵のところはひとりで行けるんです。 しかしそんな僕でも、これはちょっと厳しい、、、っていうところがあるわけです。 今日はそれについて話していこうかと思います。 まず、これ以前どこかで書いたんですが、僕はスポーツが好きなんですよ。特に球技ね。 でも
こんにちは、今日もお疲れ様です。 明けましたねー、年が。 特に抱負とかはないです。 自分が書いた本が10億部くらい売れねーかなとか思ってるくらいです。 誰にでも苦手なものって必ずあると思います。 当然僕にも、天と地がひっくり返っても苦手なもの、苦手であり続けたいと思っているものがあります。 そうです。虫です。 小さい頃はそこまででもなかった気がするんですけどね。 カブトムシとか飼ってましたし。 いや。結局僕より虫がダメな母に世話させてた記憶もありますね。 すま