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ローマを歩く

春の日にローマを歩いた。
暖かくも寒くもなくてよかったなと心から思う。

夜にヴェネチアからのバスに乗りローマには早朝到着した。ヴェネチアとは違う都市の雰囲気になんだか圧倒された。とりあえずお手洗いに行きたかったのとお腹が減っていたので、まばらに開店したカフェの一つに入った。寝ぼけ眼で丸々一枚のピザを朝から平らげたのだが、自分の胃腸を尊敬する、、、。
そのままAirbnb 先に荷物を置きに行くことに、英語がペラペラのイケメンのお兄さんが出てきてすっかり目も覚めた。チェックインは午後からとのことなので近場をそのまんま観光することに。
はじめに訪れたのはコロッセオ。街中を歩いていたら突然現れて、なんだか不思議な気分だった。日本で城を見る外国人観光客もこんな気持ちなのだろうか。街の中に溶け込んでいる遺跡というのはなんとも不思議だ。見学してみて思うのはよくもまぁ昔の人はこれを作ったなぁと。こんなに大きな建物今作ってもかなり大変だろうに、相当な苦労と犠牲とともに今ここに存在しているんだと思うとなんだか感慨深い


下まで降りることも出来る
外でチケットを売ってる人もちょっと注意かも

フォロロマーノに向かう道すがら、連れの1人が声をかけられていた。「その靴かっこいいね!」とその人は声をかけなんだか語りかけてた。これはダメなやつだって思ってサッサと行こうとしたがそううまくも行かない。1人、2人と手首に「友達の印!」ってミサンガをつけられていった。
何度も” No ” “ I say no ”と言ったが, 友達もつけているんだからとか言われ勝手に手を取られミサンガをつけられた。あぁ完全にアウトって思ってたら、「実は赤ちゃんが生まれてさ、、」と話が始まった。結局ミサンガを返して、お金も取られず、その間に何かをすられることもなかったのは幸いだった。

フォロ•ロマーノをはじめてみた時の感想は、崩れているなぁだった。大きな石の塊がところどころにあってなんとなくギリシャを思い浮かべるような雰囲気の場所だった。ここが建てられた時人々はなにを議論していたのだろうと思いを馳せてみるも、あまりにもその時代の知識がないためぼんやりとした空想に終わった。歴史を知って訪れるとこの街はさらに魅力的に映るのだろう。


緑も鮮やかな春の日でした。

そのままフラフラと歩いていたらヴィットリーオエマヌエーレ2世とご対面。名前が長ければ長いほど覚えやすいのが世界史。


世界史の授業懐かしいなぁ

ついで、訪れたのが四大河の噴水。これが噴水として街に存在するんだ、、、と信じられない気持ち。そこの空間だけ美術館に転移してしまったような異空間。


広場の真ん中にドンと構える

ローマはどこを歩いても人が多かったけれど、人の多さNo.1,2にノミネートされるのはトレビの泉とスペイン広場な気がする。写真で見たことある!ではなく、うぉっ人多!!!が最初に来るほどその美しさと人の多さとのミスマッチのようなものを感じた。

コインを投げるためにみんな待ってる
ジェラートは禁止!
機会があれば朝イチとかにまた来てみたいな

せっかくローマまで来たがお腹がいっぱいすぎて、お昼ご飯はジェラートになりましたあっちにもこっちにもジェラート屋さんがあって歩き回って疲れてたところにちょうどいい甘さと冷たさでした。イタリアはジェラートが美味しく食べれる季節が一番!


たっぷりの生クリームと共に


ふらっと通り過ぎたパンテオン

夕食探しは大変でした。レストランに行くためにバスに乗ろうとしたら満員で乗れず、なんとか歩いてそこまで行ったらいっぱいだから入れないよ。と言われ他数軒みても同じ様子、、。予約の大事さをヒシと実感しました。結局帰り道で見つけたテイクアウトのピザ屋さんを見つけて、テイクアウトして歩きながらほんの少し熱々のピザをつまみ食いしました。お行儀悪かったですね:)けれど熱々のピザはやっぱり美味しくって、およそ40000歩歩いた1日を幸せに締めくくってくれました。

よく知らなかったのもあるけれどローマの交通機関は少し使いづらくてたくさん歩きました
30分?だったら歩くか!!
日本とは全くもって違う景色だから歩いているだけで本当にワクワクする、街歩きが大好き

夜行バス+たくさん歩いた疲れから、
2日目は遅めのスタートとなりました。

また2日目もそのうちに。

お心遣いありがとうございます。 ゆるりと書き、言葉の温かみを学んでおります。